
NEO47TS98を購入するか、悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
NEO47TS98は、RTX 4070Ti SUPERとRyzen 7 9800X3Dの組み合わせで、優れたコスパを誇るゲーミングPCです。
本記事では、NEO47TS98と併せて、コスパの良いゲーミングPCや、MDL.makeのおすすめPCについても紹介しますので、是非参考にして下さい。
NEO47TS98の構成
価格:399,800円(税込)/ グラボ:GeForce RTX 4070Ti SUPER / CPU:Ryzen 7 9800X3D / CPUクーラー:強力空冷クーラー / メモリ:DDR5 16GB / ストレージ:SSD 500GB Gen4 NVMe対応 / 電源:1000W 80PLUS GOLD / OS : Windows 11 Home
MDL.make(エムディーエルメイク)のゲーミングPCモデルになります。RTX 4070Ti SUPERとRyzen 7 9800X3D搭載モデルの中で、優れたコスパを誇る一台です。
グラボのRTX 4070Ti SUPERは、4K高フレームレート環境でのゲームプレイが可能です。CPUのRyzen 7 9800X3Dは、Zen5アーキテクチャが採用された9000シリーズにおいて、3D V-Cacheを採用した、現状最強のゲーミングCPUになります。
メモリはDDR5 16GB、ストレージ容量はSSD 500GB Gen4と、必要十分で価格が抑えられています。電源ユニットは1000W GOLDと、全パーツの消費電力に対して、非常に余裕のある容量になります。
MDL.makeは、2023年からゲーミングPCを販売開始しているBTOメーカーです。非常にコスパに優れたモデルを販売しています。SNS活動や公式ラインでのアフターサポートなどに取り組んでおり、新興メーカーながら信頼性も高いBTOメーカーです。
RTX 4070Ti SUPER(グラボ)とRyzen 7 9800X3D(CPU)の組み合わせ相場
RTX 4070Ti SUPERとRyzen 7 9800X3Dの組み合わせ相場は、現時点で約415000円です。
MDL.makeのゲーミングPCモデルを除いた最安値は、パソコン工房の約365000円となっています。
現時点においてNEO47TS98は、RTX 4070Ti SUPERとRyzen 7 9800X3Dの組み合わせで、優れたコスパと言えるでしょう。
NEO47TS98の可能なプレイ環境
NEO47TS98は、4K高フレームレート環境下でのゲームプレイができます。
VALORANTでは、4K最高画質設定で平均320fps。Apex Legendsでは、4K最高画質設定で平均170fpsを出せる性能になります。
グラボのRTX 4070Ti SUPERは、ハイクラスにおいて、1番性能が高いグラボです。CPUのRyzen 7 9800X3Dは、動画編集や3D制作などの、重いクリエイター作業もお手の物な、高性能CPUになります。
人気なグラボ×CPUとの性能比較
VALORANT | APEX | |
RTX 4060Ti×Ryzen 7 5700X | フルHD最高画質 平均490fps | フルHD最高画質 平均180fps フルHD低(競技)画質 平均250fps |
RTX 4070 SUPER×Ryzen 7 9800X3D | 4K最高画質 平均250fps | フルHD最高画質 平均260fps 4K最高画質 平均130fps |
NEO47TS98(RTX 4070Ti SUPER×Ryzen 7 9800X3D) | 4K最高画質 平均320fps | 4K最高画質 平均170fps |
NEO47TS98のパーツごと解説
各パーツについて解説をしていきます。またキーボードなど、ゲーミングPCの付属品として買うのに、不要な製品は解説せずに飛ばしていきます。
キーボードなどの周辺機器は、評価の高い製品を、別途Amazonなどで購入するのがおすすめです。解説がない項目は、標準または無しで構いません。
グラフィックボード
グラフィックは、RTX 4070Ti SUPERが搭載されています。グラフィック(GPU)の役割は、映像をモニターに映す役割です。つまり、ゲーミングPCにおいて1番重要なパーツと言えます。
RTX 4070Ti SUPERは、ハイクラスに属す、最新物のグラフィックボードです。2024年1月に発売が開始しており、RTX 4070Tiよりも少し高い性能を持ちます。VRAMが16GBになっているので、クリエイティブ作業をする方には、よりおすすめ出来るグラボです。
RTX 4000番台のDLSS3機能やAV1エンコード、特に高い電力効率の良さも魅力的なグラボです。
CPU
CPUは、Ryzen 7 9800X3Dが採用されています。CPUはゲーミングPCを統制する、人間でいう脳の部分です。
Ryzen 7 9800X3Dは、Zen5アーキテクチャが採用された9000シリーズであり、8コア16スレッドのCPUです。現在9000シリーズにおいて唯一の、3D V-Cache採用モデルになります。前述したように、現状最強のゲーミングCPUです。
また9000シリーズからは、大容量L3キャッシュである、3D V-CacheをCCD(コア部分)の上でなく、CCDの下に配置することで、マルチスレッド性能が大きく向上しています。
つまり、前世代のRyzen 7 7800X3Dに比べ、ゲーム性能を向上しつつ、動画編集や3D制作などの、重たいクリエイター作業にも、より対応出来るようになったCPUです。PCゲームのパフォーマンスを、グラボのスペックは上げずに、出来るだけ向上させたい方に、おすすめのCPUになります。
CPUクーラー
CPUクーラーはCPUは勿論、PCとしての寿命を長持ちさせるために、排熱を冷却する役割を持つパーツです。NEO47TS98では、空冷CPUクーラーが採用されています。
空冷CPUクーラーは、水冷CPUクーラーと比べて、CPUに対しての冷却機能では劣る製品が多いです。静音性は主にCPUクーラーの大きさと回転数で決まるので、全体で見たときに水冷と空冷で大差はありません。
Ryzen 7 9800X3Dに対しては、空冷クーラーで十分なので、標準的な構成と言えるでしょう。CPUの電力制限解除をする方は、簡易水冷クーラーへのカスタマイズをおすすめします。
マザーボード
マザーボードは、各PCパーツを接続するPCの基盤になります。高価になればなるほど、見た目や拡張性、品質が良くなるパーツです。
基本的には、モデルのスペックに合ったサイズや品質のマザーボードを、BTOメーカー側が採用しています。X870にカスタマイズすると、USB4が使えたりなど、将来自作カスタマイズする時に得することが出来ますが、かなり高価ですし、現在においてはB650で十分です。
メモリ
メモリは、DDR5 16GBが構成されています。メモリはゲームやブラウザを使っている時、一時的に情報を保存する場所です。人間でいう短期記憶ですね。
メモリは16GBもあれば、ゲームをしながらの通話などの用途でも十分出来ます。配信やタルコフなどの重いゲーム、4K動画などの編集をする方は、32GBへのカスタマイズがおすすめです。ネットサーフィンや動画編集を同時に行うなど、たくさんのタブを開く際にも役立ちます。
またBTOパソコンとしては珍しく、より高速なDDR5規格のメモリを採用しています。クリエイターの方には嬉しい品質です。
SSD
ストレージは、SSD 500GBが構成されています。ストレージは、ゲームや動画を保存しとく場所ですね。ゲームをインストールする時に、何GBと表示されるゲームの容量を保存する場所が、500GBということです。
NEO47TS98は、販売価格を抑えるためにSSD 500GBが採用されています。ですが最近は容量が大きいゲームが多いので、500GBだとすぐに容量が埋まってしまうでしょう。1TBあれば、多くのゲームをインストール出来るので、おすすめです。極力ゲームのアンインストールをしたくない方は、2TBへのカスタマイズをおすすめします。
また標準構成の500GBにも、より高速なGen4(PCIe 4.0×4)のSSDを採用しており、品質が良いSSDです。
追加HDD
ハードディスク(HDD)は、動画などのデータ保存に最適です。ですが、ゲーミングPCに内蔵すると消費電力が増えて、電源容量の追加も考えないといけません。
そもそもファイルを多く保存しない方は無しで良いですし、こだわりがないなら、Amazonで外付けHDDを別途買い足すのが良いでしょう。
電源
電源ユニットはその名の通り、各PCパーツに電力を送る装置です。NEO47TS98では、1000W 80PLUS GOLDが構成されています。スペックに対して、非常に余裕のある容量です。
電源ユニットのBRONZEやGOLDというのは、電気効率の良さであり光熱費の削減になります。1000Wの電源ユニットはGOLD認証が標準的であり、GOLD認証は電気効率の良さと価格的に、1番人気の認証です。
無線Wi-Fi+Bluetooth
無線Wi-Fi+Bluetoothは、インターネットへの接続方法を指します。ゲーミングPCユーザーは、家のWi-fiの有線接続をするのが主流です。ただ、家庭の事情で有線を繋げないのであれば、搭載へカスタマイズするか、別途Amazonで無線LANを購入するのが良いでしょう。ゲーミングPCで、Bluetoothを使えるようにもなります。
PC版ゲームをプレイする方におすすめのデバイス
ゲーミングマウス
Razer Viper V3 Pro

PC版FPSゲームを最高の環境でプレイしたい方に、おすすめのゲーミングマウスです。Razer Viper V3 Proは、最大8000Hzのポーリングレート(マウスが1秒間にデータを送信する頻度)に加え、54gの軽量さを持つ、ゲーミングマウスです。万人ウケするシンプルな形状と見た目も、高く評価されています。
価格は若干高価ですが、約半年で急激に人気を伸ばし、すでにプロゲーマーの約2割(prosettings.net参照)が使用しているマウスである点から、常に売れ筋をキープしているゲーミングマウスです。PC版FPSをプレイする方に、間違いなくおすすめ出来るゲーミングマウスになります。
ゲーミングモニター
BenQ ZOWIE XL2546X

PC版FPSゲームを最高の環境でプレイしたい方に、おすすめのゲーミングモニターになります。BenQ ZOWIE XL2546Xは、低遅延のみならず、明るい場所を露出しすぎず暗いシーンでの視認性を高める、Black eQualizerなどの技術が高く評価されています。
価格は高価ですがプロゲーマーの愛用者の多さから、常に売れ筋をキープしているゲーミングモニターです。PC版FPSで240fpsを初体験する方に、打ってつけのゲーミングモニターになります。144fpsを主体でFPSゲームをプレイする方、安価で済ませたい方は、BenQ ZOWIE XL2411Kもおすすめです。
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