
GK-98X3D58を購入するか、悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
GK-98X3D58は、RTX 5080とRyzen 7 9800X3Dの組み合わせで、トップクラスのコスパ+幻界シリーズの見た目が良い点で、優れているゲーミングPCです。
本記事では、GK-98X3D58と併せて、コスパの良いゲーミングPCや、STORMのおすすめPCについても紹介しますので、是非参考にして下さい。
GK-98X3D58の構成

価格:469,800円(税込)/ グラボ:GeForce RTX 5080 / CPU:Ryzen 7 9800X3D / CPUクーラー:ST-AIO240_MAX WH / メモリ:DDR5-5600 32GB / ストレージ:SSD 1TB Gen4 NVMe対応 / 電源:1200W 80PLUS GOLD / OS : Windows 11 Home
STORM(ストーム)のゲーミングPCモデルになります。RTX 5080とRyzen 7 9800X3D搭載モデルの中で、トップクラスのコスパ+幻界シリーズの見た目が良いゲーミングPCです。
グラボのRTX 5080は、4K高フレームレート環境でのゲームプレイが可能です。CPUのRyzen 7 9800X3Dは、Zen5アーキテクチャが採用された9000シリーズにおいて、3D V-Cacheを採用した、現状最強のゲーミングCPUになります。
メモリはDDR5-5600 32GB、ストレージ容量はSSD 1TB Gen4と、クリエイターの方にも嬉しい容量・品質です。電源ユニットは1200W GOLDと、全パーツの消費電力に対して、非常に余裕のある容量になります。
フロント2面ガラスが特徴的な、見た目に優れたPCケースです。STORMはRGBライティングもある、様々な見た目の良いゲーミングPCを販売している、BTOメーカーです。
RTX 5080(グラボ)とRyzen 7 9800X3D(CPU)の組み合わせ相場
RTX 5080とRyzen 7 9800X3Dの組み合わせ相場は、現時点で約485000円です。
FRONTIERのゲーミングPCモデルを除いた最安値は、パソコン工房の約455000円となっています。ただし、パソコン工房のモデルは、メモリがDDR5 32GBです。
現時点においてGK-98X3D58は、RTX 5080とRyzen 7 9800X3Dの組み合わせで、トップクラスのコスパ+幻界シリーズの見た目の良さを持つ、ゲーミングPC言えるでしょう。
GK-98X3D58の可能なプレイ環境
GK-98X3D58は、4K高フレームレート環境下でのゲームプレイができます。
VALORANTでは、4K最高画質設定で平均440fps。Apex Legendsでは、4K最高画質設定で平均220fpsを出せる性能になります。
グラボのRTX 5080は、ハイエンドモデルにおいて、コスパの良いグラボです。CPUのRyzen 7 9800X3Dは、動画編集や3D制作などの、重いクリエイター作業もお手の物な、高性能CPUになります。
GK-98X3D58のパーツごと解説
各パーツについて解説をしていきます。またキーボードなど、ゲーミングPCの付属品として買うのに、不要な製品は解説せずに飛ばしていきます。
キーボードなどの周辺機器は、評価の高い製品を、別途Amazonなどで購入するのがおすすめです。解説がない項目は、標準または無しで構いません。
OS
OSは、Windows 11 Homeが構成されています。現時点においてはWindows 10よりも歴史が浅く、安定性は少し劣ります。
ですがゲーマーが使う主要なソフトにおいて、問題が起こることは無いので、標準で良いでしょう。
CPU
CPUは、Ryzen 7 9800X3Dが採用されています。CPUはゲーミングPCを統制する、人間でいう脳の部分です。
Ryzen 7 9800X3Dは、Zen5アーキテクチャが採用された9000シリーズであり、8コア16スレッドのCPUです。現在9000シリーズにおいて唯一の、3D V-Cache採用モデルになります。前述したように、現状最強のゲーミングCPUです。
また9000シリーズからは、大容量L3キャッシュである、3D V-CacheをCCD(コア部分)の上でなく、CCDの下に配置することで、マルチスレッド性能が大きく向上しています。
つまり、前世代のRyzen 7 7800X3Dに比べ、ゲーム性能を向上しつつ、動画編集や3D制作などの、重たいクリエイター作業にも、より対応出来るようになったCPUです。PCゲームのパフォーマンスを、グラボのスペックは上げずに、出来るだけ向上させたい方に、おすすめのCPUになります。
CPUクーラー
CPUクーラーはCPUは勿論、PCとしての寿命を長持ちさせるために、排熱を冷却する役割を持つパーツです。GK-98X3D58では、水冷CPUクーラーが採用されています。
水冷CPUクーラーは、空冷式に比べて冷却性が高い製品が多いです。また、LEDライトを搭載した製品が多く、デザイン性も優れています。静音性は主にCPUクーラーの大きさと回転数で決まるので、全体で見たときに水冷と空冷で大差はありません。
STORMオリジナルの、240mm簡易水冷CPUクーラーが採用されています。CPUの電力制限解除をする場合でも、十分な冷却性能と言えるでしょう。
CPUサーマルグリス
CPUグリスは、CPUクーラーと同様、CPUの寿命を長持ちさせるために、排熱を冷却する役割を持つパーツです。
カスタマイズの優先度は他パーツよりも劣りますが、CPUクーラーの冷却を、CPUに伝える役割を持つので、ある程度の品質は欲しい所です。標準で、他社と比べて高品質なグリスが採用されてます。非常に嬉しい点です。
マザーボード
マザーボードは、各PCパーツを接続するPCの基盤になります。高価になればなるほど、見た目や拡張性、品質が良くなるパーツです。
基本的には、モデルのスペックに合ったサイズや品質のマザーボードを、BTOメーカー側が採用しています。GK-98X3D58では、MSIのPROJECT ZEROが採用されています。全ての配線を裏配線にする、新しい試みをしており、見た目が非常に良いゲーミングPCが作れます。
高価なマザーボードであり、無線LANにも対応しています。ゲーミングPCとしては珍しく、無線でのインターネット接続も可能です。
メモリ
メモリは、DDR5-5600 32GBが構成されています。メモリはゲームやブラウザを使っている時、一時的に情報を保存する場所です。人間でいう短期記憶ですね。
メモリは32GBもあれば、タルコフなどの新しく重いゲームも十分出来ます。配信者の方や、4K動画を編集する動画編集者の方など、クリエイターの方にも非常に嬉しい容量です。
またBTOパソコンとしては珍しく、より高速なDDR5規格のメモリを採用しています。クリエイターの方には嬉しい品質です。
グラフィック
グラフィックは、RTX 5080が搭載されています。グラフィック(GPU)の役割は、映像をモニターに映す役割です。つまり、ゲーミングPCにおいて1番重要なパーツと言えます。
RTX 5080は、RTX 5000シリーズにおけるハイエンドモデルであり、最新のグラフィックボードです。2025年1月に発売が開始しています。
基本性能においては、CUDAコア数の差が、先代RTX 4080 SUPERに比べて約5%でありますが、コアの再設計により、AI機能の性能が非常に向上しています。それでいて、希望小売価格はRTX 4080 SUPERと同じなので、しっかりと先代よりもコスパは良いと言えます。
ただし、ハイエンドグラボですが、RTX 5090との性能差は非常に大きいです。ただ逆に言えば、ハイエンドグラボながら手に取りやすいとも言えます。ハイエンドモデルでありながら、VRAM容量が16GBなのは気になる点でしょう。
RTX 5000番台のDLSS4やニューラルレンダリングなどのAI機能、特に高い電力効率の良さも魅力的なグラボです。
SSD(ストレージ)
ストレージは、SSD 1TBが構成されています。ストレージはゲームや動画を保存しとく場所ですね。
ゲームをインストールする時に、何GBと表示されるゲームの容量を保存する場所が、1TBということです。1TBもあれば、最新の重いゲームを含めても多くのゲームをインストール出来ます。十分な容量でしょう。極力ゲームのアンインストールをしたくない方は、カスタマイズをするか、別途Amazonで外付けSSDを購入するかして、合計で2TBへのカスタマイズをおすすめします。
また標準構成の1TBにも、より高速なGen4(PCIe 4.0×4)のSSDを採用しており、品質が良いSSDです。
LAN
LANは、インターネットへの接続方法を指します。ゲーミングPCユーザーは、家のWi-fiを有線接続するのが主流です。GK-98X3D58では前述したとおり、無線LAN対応のマザーボードが採用されているので、無線での接続も可能です。
電源
電源ユニットはその名の通り、各PCパーツに電力を送る装置です。GK-98X3D58では、1200W 80PLUS GOLDが構成されています。スペックに対して、非常に余裕のある容量です。
電源ユニットのBRONZEやGOLDというのは、電気効率の良さであり光熱費の削減になります。1200Wの電源ユニットはPLATINUM認証もありますが、GOLD認証は電気効率の良さと価格的に、1番人気の認証です。
PC版ゲームをプレイする方におすすめのデバイス
ゲーミングマウス
Razer Viper V3 Pro

PC版FPSゲームを最高の環境でプレイしたい方に、おすすめのゲーミングマウスです。Razer Viper V3 Proは、最大8000Hzのポーリングレート(マウスが1秒間にデータを送信する頻度)に加え、54gの軽量さを持つ、ゲーミングマウスです。万人ウケするシンプルな形状と見た目も、高く評価されています。
価格は若干高価ですが、約半年で急激に人気を伸ばし、すでにプロゲーマーの約2割(prosettings.net参照)が使用しているマウスである点から、常に売れ筋をキープしているゲーミングマウスです。PC版FPSをプレイする方に、間違いなくおすすめ出来るゲーミングマウスになります。
ゲーミングモニター
BenQ ZOWIE XL2546X

PC版FPSゲームを最高の環境でプレイしたい方に、おすすめのゲーミングモニターになります。BenQ ZOWIE XL2546Xは、低遅延のみならず、明るい場所を露出しすぎず暗いシーンでの視認性を高める、Black eQualizerなどの技術が高く評価されています。
価格は高価ですがプロゲーマーの愛用者の多さから、常に売れ筋をキープしているゲーミングモニターです。PC版FPSで240fpsを初体験する方に、打ってつけのゲーミングモニターになります。144fpsを主体でFPSゲームをプレイする方、安価で済ませたい方は、BenQ ZOWIE XL2411Kもおすすめです。
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