
FRGKB760/WS328/NTKを購入するか、悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
FRGKB760/WS328/NTKは、RX 7800XTとCore i7-14700の組み合わせで、最安値を誇るゲーミングPCです。
本記事では、FRGKB760/WS328/NTKと併せて、コスパの良いゲーミングPCや、FRONTIERのおすすめPCについても紹介しますので、是非参考にして下さい。
FRGKB760/WS328/NTKの構成

価格:244,800円(税込)/ グラボ:Radeon RX 7800XT / CPU:Core i7-14700F / CPUクーラー:CPS RT400-BK / メモリ:DDR4-3200 32GB / ストレージ:SSD 1TB Gen4 NVMe対応 / 電源:750W 80PLUS GOLD / OS : Windows 11 Home / 納期 : 約2週間~3週間で出荷(※執筆時点)
FRONTIER(フロンティア)のゲーミングPCモデルになります。RX 7800XTとCore i7-14700搭載モデルの中で、最安値を誇る一台です。
グラボのRX 7800XTは、WQHD環境でのゲームプレイが可能です。ローカル環境で生成AIを使う方は、NVIDIAの方がAI向けソフトウェアに最適化されており、互換性が高く、処理速度も速いためおすすめになります。
CPUにはインテル14世代のグレード7、Core i7-14700を搭載しています。Core i7-14700は、高性能なグラボに高すぎない価格で、優れたゲーム性能とマルチコア性能を持った、CPUを組み合わせたい方におすすめです。
メモリはDDR4-3200 32GB、ストレージ容量はSSD 1TB Gen4と、クリエイターの方にも嬉しい容量です。電源ユニットは750W GOLDと、全パーツの消費電力に対して、非常に余裕のある容量になります。
FRONTIERは、コスパの良いゲーミングPCを販売している老舗メーカーとして、非常に人気なBTOメーカーになります。
RX 7800XT(グラボ)とCore i7-14700(CPU)の組み合わせ相場
RX 7800XTとCore i7-14700の組み合わせ相場は、現時点で約285000円です。
FRONTIERのゲーミングPCモデルを除いた最安値は、ドスパラの約280000円となっています。ドスパラのモデルは、メモリがDDR5-4800 32GB、CPUクーラーが120mmサイドフロー型クーラーです。
現時点においてFRGKB760/WS328/NTKは、RX 7800XTとCore i7-14700の組み合わせで、間違いなく最安値と言えるでしょう。
FRGKB760/WS328/NTKの可能なプレイ環境
FRGKB760/WS328/NTKは、WQHD環境下でのゲームプレイが可能です。
- Monster Hunter Wilds : WQHD最高画質設定 FSR3バランス フレーム生成使用 平均100fps
- Cyberpunk2077 : 4K最高画質設定 平均40fps WQHD最高画質設定 平均70fps
- VALORANT : 4K最高画質設定 平均210fps
- Apex Legends : 4K最高画質設定 平均110fps WQHD最高画質設定 平均170fps
※ゲームのバージョンやシステム構成、戦闘状況やオブジェクト数によってフレームレートは変わります。
RX 7800XTとCore i7-14700の組み合わせは、4K動画編集や3D制作などの、重いクリエイター作業にも対応可能です。
ローカル環境で生成AIを使う方は、NVIDIAの方がAI向けソフトウェアに最適化されており、互換性が高く、処理速度も速いためおすすめになります。
FRGKB760/WS328/NTKのパーツごと解説
各パーツについて解説をしていきます。またキーボードなど、ゲーミングPCの付属品として買うのに、不要な製品は解説せずに飛ばしていきます。
キーボードなどの周辺機器は、評価の高い製品を、別途Amazonなどで購入するのがおすすめです。解説がない項目は、標準または無しで構いません。
OS
OSは、Windows 11 Homeが構成されています。現時点においてはWindows 10よりも歴史が浅く、安定性は少し劣ります。
ですがゲーマーが使う主要なソフトにおいて、問題が起こることは無いので、標準で良いでしょう。
CPU
CPUは、Core i7-14700Fが採用されています。CPUはゲーミングPCを統制する、人間でいう脳の部分です。語尾に付くFは、CPUの内蔵GPUがないモデルです。
ゲーミングデスクトップPCにおいては、グラフィックボード(独立したGPU)がほぼほぼ搭載されるので、BTOメーカーでは、価格を抑えられるF付きモデルが、多く採用されています。価格競争が行われた果てに、採用が多くなったと考えられます。
また、Intelの13世代、14世代CPUに関するシステムの不安定性とクラッシュ問題は、マザーボードメーカーから提供されるBIOSアップデートを、BTOメーカーが行っていることで、大幅に軽減されています。
Core i7-14700は、前述した通り、優れたマルチコア性能とゲーム性能を持っているため、性能が足りない作業は、ほぼほぼないでしょう。
またIntelからは、後継モデルのCore Ultra7 265が発売されています。Core Ultra7 265は、動画編集などの用途で大事なマルチコア性能や、省電力性が向上してますが、ゲーム性能に関してはCore i7-14700よりも低くなっています。
結論、Core i7-14700は、高性能なグラボに高すぎない価格で、優れたゲーム性能とマルチコア性能を持った、CPUを組み合わせたい方におすすめです。
CPUクーラー
CPUクーラーはCPUは勿論、PCとしての寿命を長持ちさせるために、排熱を冷却する役割を持つパーツです。FRGKB760/WS328/NTKでは、サイドフロー型の空冷CPUクーラーが採用されています。
サイドフロー型の空冷CPUクーラーは、水冷CPUクーラーと比べて、CPUに対しての冷却機能では劣る製品が多いです。静音性は主にCPUクーラーの大きさと回転数で決まるので、全体で見たときに水冷と空冷で大差はありません。
PC COOLER製の低価格帯CPUクーラーが採用されており、価格を抑えた構成です。低価格帯CPUクーラーの中で、冷却性能が高く、コスパが良い点から自作PCユーザーにも人気なCPUクーラーになります。
見た目をより良くしたい方は、RGBが付いているCPUクーラーの選択をおすすめします。
CPUグリス
CPUグリスは、CPUクーラーと同様、CPUの寿命を長持ちさせるために、排熱を冷却する役割を持つパーツです。
カスタマイズの優先度は他パーツよりも劣りますが、CPUクーラーの冷却を、CPUに伝える役割を持つので、ある程度の品質は欲しい所です。予算に少しでも余裕があるならば、熱伝導率が12.0Wを超える、グリスへのカスタマイズをしましょう。
メモリ
メモリは、DDR4-3200 32GBが構成されています。メモリはゲームやブラウザを使っている時、一時的に情報を保存する場所です。人間でいう短期記憶ですね。
メモリは32GBもあれば、タルコフなどの新しく重いゲームも十分出来ます。配信者の方や、4K動画を編集する動画編集者の方など、クリエイターの方にも非常に嬉しい容量です。
NVMeSSD
ストレージは、SSD 1TBが構成されています。ストレージはゲームや動画を保存しとく場所ですね。
ゲームをインストールする時に、何GBと表示されるゲームの容量を保存する場所が、1TBということです。1TBもあれば、最新の重いゲームを含めても多くのゲームをインストール出来ます。十分な容量でしょう。極力ゲームのアンインストールをしたくない方は、合計で2TBへのカスタマイズをおすすめします。
また標準構成の1TBには、より高速なGen4(PCIe 4.0×4)のSSDを採用しており、品質が良いSSDです。
ハードディスク
ハードディスク(HDD)は、動画などのデータ保存に最適です。ですが、ゲーミングPCに内蔵すると消費電力が増えて、電源容量の追加も考えないといけません。
そもそもファイルを多く保存しない方は無しで良いですし、こだわりがないなら、Amazonで外付けHDDを別途買い足すのが良いでしょう。
グラフィックス
グラフィックは、RX 7800XTが搭載されています。グラフィック(GPU)の役割は、映像をモニターに映す役割です。つまり、ゲーミングPCにおいて1番重要なパーツと言えます。
RX 7800XTは、RX 7000シリーズにおけるハイモデルであるグラフィックボードです。2023年9月に発売が開始しています。
競合である同価格帯には、RTX 4070、RTX 4070 SUPERがあり、RX 7800XTは2つの中間性能ですが、それぞれ性能差がそれなりにあるため、予算で買えるモデルを選ぶのが良いでしょう。
RX 7800XTの最大の強みは、基本性能に対して価格が安く、RTX 4070、RTX 4070 SUPERよりも非常にコスパが良い点です。
VRAM容量においては、RX 7800XTが16GBであり、RTX 4070 SUPERは12GBのため、4Kゲームやレイトレーシング、生成AIなどの用途には強いと言えます。
ですが現状、前述した通り生成AIにおいては、NVIDIAの方がAI向けソフトウェアに最適化されているため、Radeonは選ばない方が良いです。
また省電力面でも、RX 7800XTは劣っているので、電気代重視の方にはRTX 4070、RTX 4070 SUPERがおすすめになります。
結論、RX 7800XTは、レイトレーシングや生成AIは行わず、シンプルなゲーム性能のコストパフォーマンスを重視する方に、お勧めのグラボです。
光学ドライブ
光学ドライブは、DVDを読み込める役割を持つパーツです。最近はDVDを使う機会がない方が大半ですので、無しで問題ありません。ゲーミングPCでDVDを使いたい方は、選択しましょう。
マザーボード
マザーボードは、各PCパーツを接続するPCの基盤になります。高価になればなるほど、見た目や拡張性、品質が良くなるパーツです。
基本的には、モデルのスペックに合ったサイズや品質のマザーボードを、BTOメーカー側が採用しています。
電源
電源ユニットはその名の通り、各PCパーツに電力を送る装置です。FRGKB760/WS328/NTKでは、750W 80PLUS GOLDが構成されています。スペックに対して、非常に余裕のある容量です。
電源ユニットのBRONZEやGOLDというのは、電気効率の良さであり光熱費の削減になります。750Wの電源ユニットはGOLD認証が標準的であり、GOLD認証は電気効率の良さと価格的に、1番人気の認証です。
PC版ゲームをプレイする方におすすめのデバイス
ゲーミングマウス
Razer Viper V3 Pro

PC版FPSゲームを最高の環境でプレイしたい方に、おすすめのゲーミングマウスです。
Razer Viper V3 Proは、最大8000Hzのポーリングレート(マウスが1秒間にデータを送信する頻度)に加え、54gの軽量さを持つ、ゲーミングマウスです。万人ウケするシンプルな形状と見た目も、高く評価されています。
価格は若干高価ですが、約半年で急激に人気を伸ばし、すでにプロゲーマーの約2割(prosettings.net参照)が使用しているマウスである点から、常に売れ筋をキープしているゲーミングマウスです。
PC版FPSをプレイする方に、間違いなくおすすめ出来るゲーミングマウスになります。
ゲーミングモニター
BenQ ZOWIE XL2546X

PC版FPSゲームを最高の環境でプレイしたい方に、おすすめのゲーミングモニターになります。
BenQ ZOWIE XL2546Xは、低遅延のみならず、明るい場所を露出しすぎず暗いシーンでの視認性を高める、Black eQualizerなどの技術が高く評価されています。
価格は高価ですがプロゲーマーの愛用者の多さから、常に売れ筋をキープしているゲーミングモニターです。
PC版FPSで240fpsを初体験する方に、打ってつけのゲーミングモニターになります。144fpsを主体でFPSゲームをプレイする方、安価で済ませたい方は、BenQ ZOWIE XL2411Kもおすすめです。
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