
FRGHLMB650/WSAを購入するか、悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
FRGHLMB650/WSAは、RX 9070XTとRyzen 7 9800X3Dの組み合わせで、トップクラスのコスパ+GHLシリーズの見た目が良い点で、優れているゲーミングPCです。
本記事では、FRGHLMB650/WSAと併せて、コスパの良いゲーミングPCや、FRONTIERのおすすめPCについても紹介しますので、是非参考にして下さい。
FRGHLMB650/WSAの構成

価格:344,800円(税込)/ グラボ:Radeon RX 9070XT / CPU:Ryzen 7 9800X3D / CPUクーラー:CPS RT400-BK / メモリ:DDR5-5600 32GB / ストレージ:SSD 2TB Gen4 NVMe対応 / 電源:850W 80PLUS PLATINUM / OS : Windows 11 Home
FRONTIER(フロンティア)のゲーミングPCモデルになります。RX 9070XTとRyzen 7 9800X3Dの組み合わせで、トップクラスのコスパ+GHLシリーズの見た目が良いゲーミングPCです。
グラボのRX 9070XTは、4K環境でのゲームプレイが可能です。ローカル環境で生成AIを使いたい方には、おすすめ出来ません。NVIDIAのグラボの方がAI向けソフトウェアに最適化されており、互換性が高く、処理速度も速いためです。
CPUのRyzen 7 9800X3Dは、ゲーム性能の最高レベルを求める方におすすめです。Zen5アーキテクチャが採用された9000シリーズにおいて、3D V-Cacheを採用した、最安のゲーミングCPUになります。
メモリはDDR5-5600 32GB、ストレージ容量はSSD 2TB Gen4と、クリエイターの方にも非常に嬉しい容量・品質になります。電源ユニットは850W PLATINUMと、全パーツの消費電力に対して、非常に余裕のある容量です。
最大7基のファンを搭載できる冷却性と拡張性、サイドガラスパネルによる見た目の良さを持った、GHLシリーズを採用しています。
FRONTIERは、コスパの良いゲーミングPCを販売している老舗メーカーとして、非常に人気なBTOメーカーになります。台数限定セールで安くなっているモデルなので、購入を検討している方は早めの購入を検討下さい。
RX 9070XT(グラボ)とRyzen 7 9800X3D(CPU)の組み合わせ相場
RX 9070XTとRyzen 7 9800X3Dの組み合わせ相場は、現時点で約400000円です。
FRONTIERのゲーミングPCモデルを除いた最安値は、ドスパラの約370000円となっています。ドスパラのモデルは、メモリがDDR5-4800 32GB、ストレージがSSD 1TB Gen4、CPUクーラーがASETEK 624S-M2(240mm水冷クーラー)です。
現時点においてFRGHLMB650/WSAは、RX 9070XTとRyzen 7 9800X3Dの組み合わせで、間違いなくトップクラスのコスパ+GHLシリーズの見た目の良さを持つ、ゲーミングPCと言えるでしょう。
FRGHLMB650/WSAの可能なプレイ環境
FRGHLMB650/WSAは、4K環境下でのゲームプレイが可能です。
- Monster Hunter Wilds : ウルトラ画質 FSR3 フレーム生成 4K平均90fps WQHD平均140fps
- Cyberpunk2077 : レイトレーシングウルトラ FSR3 AFMF2 4K平均200fps
- VALORANT : 4K最高画質 平均390fps
- Apex Legends : 4K最高画質 平均180fps
※ゲームのバージョンやシステム構成、戦闘状況やオブジェクト数によってフレームレートは変わります。
RX 9070XTとRyzen 7 9800X3Dの組み合わせは、4K動画編集や3D制作などの、重いクリエイター作業にも対応可能です。
ローカル環境で生成AIを使いたい方には、おすすめ出来ません。NVIDIAの方がAI向けソフトウェアに最適化されており、互換性が高く、処理速度も速いためです。
FRGHLMB650/WSAのパーツごと解説
各パーツについて解説をしていきます。またキーボードなど、ゲーミングPCの付属品として買うのに、不要な製品は解説せずに飛ばしていきます。
キーボードなどの周辺機器は、評価の高い製品を、別途Amazonなどで購入するのがおすすめです。解説がない項目は、標準または無しで構いません。
OS
OSは、Windows 11 Homeが構成されています。現時点においてはWindows 10よりも歴史が浅く、安定性は少し劣ります。
ですがゲーマーが使う主要なソフトにおいて、問題が起こることは無いので、標準で良いでしょう。
CPU
CPUは、Ryzen 7 9800X3Dが採用されています。CPUはゲーミングPCを統制する、人間でいう脳の部分です。
Ryzen 7 9800X3Dは、Zen5アーキテクチャが採用された9000シリーズであり、8コア16スレッドのCPUです。9000シリーズにおいて最安の、3D V-Cache採用モデルになります。
また9000シリーズからは、大容量L3キャッシュである、3D V-CacheをCCD(コア部分)の上でなく、CCDの下に配置することで、マルチスレッド性能が大きく向上しています。
つまり、前世代のRyzen 7 7800X3Dに比べ、ゲーム性能を向上しつつ、動画編集や3D制作などの、重たいクリエイター作業にも、より対応出来るようになったCPUです。
CPUによるPCゲームのパフォーマンスを、出来るだけ向上させたい方に、おすすめと言えます。
CPUクーラー
CPUクーラーはCPUは勿論、PCとしての寿命を長持ちさせるために、排熱を冷却する役割を持つパーツです。FRGHLMB650/WSAでは、サイドフロー型の空冷CPUクーラーが採用されています。
サイドフロー型の空冷CPUクーラーは、水冷CPUクーラーと比べて、CPUに対しての冷却機能では劣る製品が多いです。静音性は主にCPUクーラーの大きさと回転数で決まるので、全体で見たときに水冷と空冷で大差はありません。
PC COOLER製の低価格帯CPUクーラーが採用されており、価格を抑えた構成です。低価格帯CPUクーラーの中で、冷却性能が高く、コスパが良い点から自作PCユーザーにも人気なCPUクーラーになります。
見た目をより良くしたい方は、RGBが付いているCPUクーラーの選択をおすすめします。
CPUグリス
CPUグリスは、CPUクーラーと同様、CPUの寿命を長持ちさせるために、排熱を冷却する役割を持つパーツです。
カスタマイズの優先度は他パーツよりも劣りますが、CPUクーラーの冷却を、CPUに伝える役割を持つので、ある程度の品質は欲しい所です。予算に少しでも余裕があるならば、熱伝導率が12.0Wを超える、グリスへのカスタマイズをしましょう。
メモリ
メモリは、DDR5-5600 32GBが構成されています。メモリはゲームやブラウザを使っている時、一時的に情報を保存する場所です。人間でいう短期記憶ですね。
メモリは32GBもあれば、タルコフなどの新しく重いゲームも十分出来ます。配信者の方や、4K動画を編集する動画編集者の方など、クリエイターの方にも非常に嬉しい容量です。
また、DDR5規格のメモリを採用しています。DDR4規格に比べ、より高速なデータ転送が可能など、品質の良いメモリです。
NVMeSSD
ストレージは、SSD 2TBが構成されています。ストレージはゲームや動画を保存しとく場所ですね。
ゲームをインストールする時に、何GBと表示されるゲームの容量を保存する場所が、2TBということです。2TBもあれば、Youtuberの方でも十分に動画を保存できますし、クリエイターの方にも十分な容量と言えます。
出来るだけゲームのアンインストールをしたくない方にも、嬉しい容量です。また標準構成の2TBには、より高速なGen4(PCIe 4.0×4)のSSDを採用しており、品質が良いSSDです。
ハードディスク
ハードディスク(HDD)は、動画などのデータ保存に最適です。ですが、ゲーミングPCに内蔵すると消費電力が増えて、電源容量の追加も考えないといけません。
そもそもファイルを多く保存しない方は無しで良いですし、こだわりがないなら、Amazonで外付けHDDを別途買い足すのが良いでしょう。
グラフィックス
グラフィックは、RX 9070XTが搭載されています。グラフィック(GPU)の役割は、映像をモニターに映す役割です。つまり、ゲーミングPCにおいて1番重要なパーツと言えます。
結論、RX 9070XTは、生成AIは行わず、レイトレーシングを含めた、ゲーム性能のコストパフォーマンスを重視する方に、おすすめのグラボです。
RX 9070XTは、RX 9000シリーズにおけるハイエンドモデルである、グラフィックボードです。2025年3月に発売が開始しています。基本性能における競合には、RTX 5070Tiがあり、RX 9070XTは若干劣る基本性能です。
しかし、圧倒的に価格が安く、コストパフォーマンスに優れたグラボと言えます。またRX 9000シリーズでは、レイトレーシング性能や、AI性能も非常に向上しております。
VRAM容量においては、RX 9070XTもRTX 5070Tiも16GBのため、4Kゲームやレイトレーシング、生成AIなどの用途には強いと言えます。
ですが現状、前述した通り生成AIにおいては、NVIDIAの方がAI向けソフトウェアに最適化されているため、Radeonは選ばない方が良いです。
また省電力面でも、RX 9070XTは劣っているので、電気代重視の方にはRTX 5070Tiがおすすめになります。
光学ドライブ
光学ドライブは、DVDを読み込める役割を持つパーツです。最近はDVDを使う機会がない方が大半ですので、無しで問題ありません。ゲーミングPCでDVDを使いたい方は、選択しましょう。
マザーボード
マザーボードは、各PCパーツを接続するPCの基盤になります。高価になればなるほど、見た目や拡張性、品質が良くなるパーツです。
基本的には、モデルのスペックに合ったサイズや品質のマザーボードを、BTOメーカー側が採用しています。
FRGHLMB650/WSAでは、BTOパソコンとしては珍しく、無線LAN搭載のマザーボードを採用しています。無線で使う機会がある方、Bluetooth接続を行いたい方には、非常に嬉しい点です。
電源
電源ユニットはその名の通り、各PCパーツに電力を送る装置です。FRGHLMB650/WSAでは、850W 80PLUS PLATINUMが構成されています。スペックに対して、非常に余裕のある容量です。
電源ユニットのBRONZEやGOLDというのは、電気効率の良さであり光熱費の削減になります。850Wの電源ユニットはGOLD認証が標準的であり、PLATINUM認証は、より電気効率が良い認証です。
PC版ゲームをプレイする方におすすめのデバイス
ゲーミングマウス
Razer Viper V3 Pro

PC版FPSゲームを最高の環境でプレイしたい方に、おすすめのゲーミングマウスです。
Razer Viper V3 Proは、最大8000Hzのポーリングレート(マウスが1秒間にデータを送信する頻度)に加え、54gの軽量さを持つ、ゲーミングマウスです。万人ウケするシンプルな形状と見た目も、高く評価されています。
価格は若干高価ですが、約半年で急激に人気を伸ばし、すでにプロゲーマーの約2割(prosettings.net参照)が使用しているマウスである点から、常に売れ筋をキープしているゲーミングマウスです。
PC版FPSをプレイする方に、間違いなくおすすめ出来るゲーミングマウスになります。
ゲーミングモニター
BenQ ZOWIE XL2546X

PC版FPSゲームを最高の環境でプレイしたい方に、おすすめのゲーミングモニターになります。
BenQ ZOWIE XL2546Xは、低遅延のみならず、明るい場所を露出しすぎず暗いシーンでの視認性を高める、Black eQualizerなどの技術が高く評価されています。
価格は高価ですがプロゲーマーの愛用者の多さから、常に売れ筋をキープしているゲーミングモニターです。
PC版FPSで240fpsを初体験する方に、打ってつけのゲーミングモニターになります。144fpsを主体でFPSゲームをプレイする方、安価で済ませたい方は、BenQ ZOWIE XL2411Kもおすすめです。
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