PCモデル別ゲーミングPC

FRGHLMB650/WS702(FRONTIER)の評価と紹介

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FRGHLMB650/WS702を購入するか、悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

FRGHLMB650/WS702は、RTX 5070TiとRyzen 7 7800X3Dの組み合わせで、最安値GHLシリーズの見た目が良い点で、優れているゲーミングPCです。

本記事では、FRGHLMB650/WS702と併せて、コスパの良いゲーミングPCや、FRONTIERのおすすめPCについても紹介しますので、是非参考にして下さい。

FRGHLMB650/WS702の構成

価格:274,800円(税込)/ グラボ:GeForce RTX 5070Ti / CPU:Ryzen 7 7800X3D / CPUクーラー:CPS RT400-BK / メモリ:DDR5-5600 32GB / ストレージ:SSD 1TB Gen4 NVMe対応 / 電源:750W 80PLUS GOLD / OS : Windows 11 Home

FRONTIER(フロンティア)のゲーミングPCモデルになります。RTX 5070TiとRyzen 7 7800X3Dの組み合わせで、最安値GHLシリーズの見た目が良いゲーミングPCです。

グラボのRTX 5070Tiは、4K環境でのゲームプレイが可能です。クリエイティブ用途では、CUDAコアに最適化されたソフトウェアもあり、幅広く対応できます。

CPUのRyzen 7 7800X3Dは、ゲーム性能がトップクラスのCPUになります。次代モデルであり、上位互換であるRyzen 7 9800X3D搭載モデルは、高すぎるという方におすすめのCPUです。

メモリはDDR5-5600 32GB、ストレージ容量はSSD 1TB Gen4と、クリエイターの方にも嬉しい容量・品質になります。電源ユニットは750W GOLDと、全パーツの消費電力に対して、非常に余裕のある容量です。

最大7基のファンを搭載できる冷却性と拡張性、サイドガラスパネルによる見た目の良さを持った、GHLシリーズを採用しています。

FRONTIERは、コスパの良いゲーミングPCを販売している老舗メーカーとして、非常に人気なBTOメーカーになります。台数限定セールで安くなっているモデルなので、購入を検討している方は早めの購入を検討下さい。

RTX 5070Ti(グラボ)とRyzen 7 7800X3D(CPU)の組み合わせ相場

RTX 5070TiとRyzen 7 7800X3Dの組み合わせ相場は、現時点で約330000円です。

FRONTIERのゲーミングPCモデルを除いた最安値は、MDL.makeの約295000円となっています。ただしMDL.makeのモデルは、メモリがDDR5 16GB、ストレージがSSD 1TB、CPUクーラーが強力空冷クーラーです。

現時点においてFRGHLMB650/WS702は、RTX 5070TiとRyzen 7 7800X3Dの組み合わせで、間違いなく最安値GHLシリーズの見た目の良さを持つ、ゲーミングPCと言えるでしょう。

FRGHLMB650/WS702の可能なプレイ環境

FRGHLMB650/WS702は、4K環境下でのゲームプレイが可能です。

  • Monster Hunter Wilds : 4K 平均100fps – WQHD平均130fps (ウルトラ画質、レイトレーシング高、DLSSクオリティ、フレーム生成)
  • Cyberpunk2077 : 4K 平均160fps – WQHD 平均230fps (レイトレーシングオーバードライブ、DLSS自動、マルチフレーム生成)
  • VALORANT : 4K 平均410fps (最高画質)
  • Apex Legends : 4K 平均200fps (最高画質)

※ゲームのバージョンやシステム構成、戦闘状況やオブジェクト数によってフレームレートは変わります。

RTX 5070TiとRyzen 7 7800X3Dの組み合わせは、4K動画編集のエフェクト多用など、高負荷のクリエイティブ用途にも対応可能です。

ローカル環境で生成AIを使いたい方などにも対応しています。CUDAコアに最適化されている用途を行う方は、NVIDIA(RTX)のグラボがおすすめです。というより、NVIDIAしか選択肢はありません。

FRGHLMB650/WS702のカスタマイズ(パーツ)解説

各カスタマイズ(パーツ)について解説をしていきます。またキーボードなど、ゲーミングPCの付属品として買うのに、不要な製品は解説せずに飛ばしていきます。

キーボードなどの周辺機器は、評価の高い製品を、別途Amazonなどで購入するのがおすすめです。解説がない項目は、標準または無しで構いません。

OS

OSは、Windows 11 Homeが搭載されています。一般的なインターネット・動画・Office用途中心の方、ゲーム用途のみの方は、Homeで十分です。Pro版は、特にリモートワーク・IT系業務をする方、セキュリティ目的がある方におすすめになります。

CPU

CPUは、Ryzen 7 7800X3Dが採用されています。CPUはゲーミングPCを統制する、人間でいう脳の部分です。

Ryzen 7 7800X3Dは前述した通り、Zen4アーキテクチャが採用された7000シリーズであり、8コア16スレッドのCPUです。7000シリーズにおいて最安値の、3D V-Cache採用モデルになります。

前述した通り、次代であり上位互換である、9000シリーズの3D V-Cacheモデルが登場しているとはいえ、CPU全体の中では、トップクラスのゲーム性能を持つCPUです。

CPUによるPCゲームのパフォーマンスを、出来るだけ向上させたいが、Ryzen 7 9800X3D搭載モデルは高すぎるという方に、おすすめと言えます。

CPUクーラー

CPUクーラーはCPUは勿論、PCとしての寿命を長持ちさせるために、排熱を冷却する役割を持つパーツです。FRGHLMB650/WS702では、空冷CPUクーラーが採用されています。

空冷CPUクーラーは、発熱が少ないミドルクラス~ハイクラスのCPUに、搭載されるのが多いCPUクーラーです。冷却性能では、水冷CPUクーラーに劣りますが、価格は安いです。静音性は主にファンの大きさと回転数で決まります。

また各CPUクーラーごとの設計によって、冷却性能や静音性も変化するため、細かな性能差も突き詰めたい方は製品情報の確認をおすすめします。

Ryzen 7 7800X3Dに対しては、空冷CPUクーラーで十分なので、標準的な構成と言えるでしょう。PC COOLER製の低価格帯CPUクーラーが採用されており、価格を抑えた構成です。

低価格帯CPUクーラーの中で、冷却性能が高く、コスパが良い点から自作PCユーザーにも人気なCPUクーラーになります。

見た目をより良くしたい方は、RGBが付いているCPUクーラーの選択、水冷CPUクーラーの選択をおすすめします。

CPUグリス

CPUグリスは、CPUクーラーと同様、CPUの寿命を長持ちさせるために、排熱を冷却する役割を持つパーツです。

カスタマイズの優先度は他パーツよりも劣りますが、CPUクーラーの冷却を、CPUに伝える役割を持つので、ある程度の品質は欲しい所です。予算に余裕があるならば、熱伝導率が12.0Wを超える、グリスへのカスタマイズをおすすめします。

メモリ

メモリは、DDR5-5600 32GBが構成されています。メモリはゲームやブラウザを使っている時、一時的に情報を保存する場所です。人間でいう短期記憶ですね。

メモリは32GBもあれば、タルコフなどの新しく重いゲームも十分出来ます。配信者の方や、4K動画を編集する動画編集者の方など、クリエイターの方にも非常に嬉しい容量です。

また、DDR5規格のメモリを採用しています。DDR4規格に比べ、より高速なデータ転送が可能など、品質の良いメモリです。

NVMeSSD

ストレージは、SSD 1TBが構成されています。ストレージはゲームや動画を保存しとく場所ですね。

ゲームをインストールする時に、何GBと表示されるゲームの容量を保存する場所が、1TBということです。1TBもあれば、最新の重いゲームを含めても多くのゲームをインストール出来ます。十分な容量でしょう。

極力ゲームのアンインストールをしたくない方は、合計で2TBへのカスタマイズをおすすめします。また標準構成の1TBには、より高速なGen4(PCIe 4.0×4)のSSDを採用しており、品質が良いSSDです。

ハードディスク

ハードディスク(HDD)は、動画などのデータ保存に最適です。ですが、ゲーミングPCに内蔵すると消費電力が増えて、電源容量の追加も考えないといけません。

そもそもファイルを多く保存しない方は無しで良いですし、こだわりがないなら、Amazonで外付けHDDを別途買い足すのが良いでしょう。

グラフィックス

グラフィックは、RTX 5070Tiが搭載されています。グラフィック(GPU)の役割は、映像をモニターに映す役割です。つまり、ゲーミングPCにおいて1番重要なパーツと言えます。

結論、RTX 5070Tiは、以下の条件の方に、おすすめのグラボです。

  • CUDAコアに最適化された用途を行いたい(クリエイティブ用途に幅広く対応したい)
  • WQHD環境で最新ゲームを最高設定で楽しみたい
  • 4K環境でゲームを楽しみたい
  • レイトレーシング性能を重視する
  • 省電力性能を重視する

RTX 5070Tiは、RTX 5000シリーズにおけるハイモデルである、グラフィックボードです。2025年2月に発売が開始されています。

基本性能における競合には、RX 9070XTがあります。RTX 5070Tiは同等、やや上の基本性能です。価格面では劣位であり、コストパフォーマンスは劣るグラボと言えます。

レイトレーシング性能は、表現力・fps共に優れています。VRAM容量においては、16GBのため、最新ゲームの最高設定やレイトレーシング、ローカルでの生成AIなどの用途には強いです。

前述した通り、ローカル環境で生成AIを使いたい方などにも、おすすめになります。CUDAコアに最適化されている用途を行う方は、NVIDIA(RTX)のグラボがおすすめです。というより、NVIDIAしか選択肢はありません。

またほぼ同等ですが、省電力面でもRTX 5070Tiは優れています。電気代重視の方には、RTX 5070Tiがおすすめです。

光学ドライブ

光学ドライブは、DVDを読み込める役割を持つパーツです。最近はDVDを使う機会がない方が大半ですので、無しで問題ありません。

マザーボード

マザーボードは、各PCパーツを接続するPCの基盤になります。高価になればなるほど、見た目や拡張性、品質が良くなるパーツです。

基本的には、モデルのスペックに合ったサイズや品質のマザーボードを、BTOメーカー側が採用しています。

FRGHLMB650/WS702では、BTOパソコンとしては珍しく、無線LAN搭載のマザーボードを採用しています。無線で使う機会がある方、Bluetooth接続を行いたい方には、非常に嬉しい点です。

電源

電源ユニットはその名の通り、各PCパーツに電力を送る装置です。FRGHLMB650/WS702では、750W 80PLUS GOLDが構成されています。スペックに対して、非常に余裕のある容量です。

電源ユニットのBRONZEやGOLDというのは、電気効率の良さであり光熱費の削減になります。750Wの電源ユニットはGOLD認証が標準的であり、GOLD認証は電気効率の良さと価格的に、1番人気の認証です。

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PC版ゲームをプレイする方におすすめのデバイス

ゲーミングマウス

Razer Viper V3 Pro

PC版FPSゲームを最高の環境でプレイしたい方に、おすすめのゲーミングマウスです。

Razer Viper V3 Proは、最大8000Hzのポーリングレート(マウスが1秒間にデータを送信する頻度)に加え、54gの軽量さを持つ、ゲーミングマウスです。万人ウケするシンプルな形状と見た目も、高く評価されています。

価格は若干高価ですが、約半年で急激に人気を伸ばし、すでにプロゲーマーの約2割(prosettings.net参照)が使用しているマウスである点から、常に売れ筋をキープしているゲーミングマウスです。

PC版FPSをプレイする方に、間違いなくおすすめ出来るゲーミングマウスになります。

ゲーミングモニター

BenQ ZOWIE XL2546X

PC版FPSゲームを最高の環境でプレイしたい方に、おすすめのゲーミングモニターになります。

BenQ ZOWIE XL2546Xは、低遅延のみならず、明るい場所を露出しすぎず暗いシーンでの視認性を高める、Black eQualizerなどの技術が高く評価されています。

価格は高価ですがプロゲーマーの愛用者の多さから、常に売れ筋をキープしているゲーミングモニターです。

PC版FPSで240fpsを初体験する方に、打ってつけのゲーミングモニターになります。144fpsを主体でFPSゲームをプレイする方、安価で済ませたい方は、BenQ ZOWIE XL2411Kもおすすめです。