
Lightning-G AV7RBを購入するか、悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
Lightning-G AV7RBは、RX 9060XT 16GBとRyzen 7 7700の組み合わせで、最安値(メモリ32GB、ストレージ1TBの場合も、最安値)を誇るゲーミングPCです。
本記事では、Lightning-G AV7RBと併せて、コスパの良いゲーミングPCについても紹介しますので、是非参考にして下さい。
Lightning-G AV7RBの構成

価格:169,980円(税込)/ メモリ32GB、ストレージ1TB、カスタマイズ時の価格:189,880円(税込)/ グラボ:Radeon RX 9060XT 16GB / CPU:Ryzen 7 7700 / CPUクーラー:120mmサイドフロー大型CPUクーラー / メモリ:DDR5-4800 16GB / ストレージ:SSD 500GB Gen4 NVMe対応 / 電源:650W 80PLUS BRONZE / OS : Windows 11 Home
Dospara(ドスパラ)のゲーミングPCモデルになります。RX 9060XT 16GBとRyzen 7 7700搭載モデルの中で、最安値(メモリ32GB、ストレージ1TBの場合も、最安値)を誇る一台です。
グラボのRX 9060XT 16GBは、フルHD環境でのゲームプレイが可能です。クリエイティブ用途では、対応ソフトを確認する必要がありますが、ゲーム重視の方には非常におすすめです。
VRAM16GBモデルは、VRAM8GBモデルに比べ、最新重量ゲームを最高画質設定で遊べるメリット、ローカルでの生成AIでVRAM不足にならないなど、特定のクリエイティブ用途でのメリットを持ちます。
CPUのRyzen 7 7700は、ミドルクラスからハイクラスのグラボと、バランス良く組み合わせたい方、高いゲーミング性能と本格的なクリエイティブ性能を両立させたい方に、おすすめのCPUになります。
メモリはDDR5-4800 16GB、ストレージ容量はSSD 500GB Gen4と、必要十分で価格が抑えられています。電源ユニットは650W BRONZEと、全パーツの消費電力に対して、非常に余裕のある容量です。
ドスパラは、注文してから最短翌日にPCが届く「即納モデル」の豊富さと、全国に展開する実店舗でのサポートが魅力のBTOメーカーです。
RX 9060XT 16GB(グラボ)とRyzen 7 7700(CPU)の組み合わせ相場
RX 9060XT 16GBとRyzen 7 7700の組み合わせ相場は、現時点で約215000円です。
ドスパラのゲーミングPCモデルを除いた最安値は、パソコン工房の約170000円となっています。パソコン工房のモデルは、メモリがDDR5 16GB、ストレージがSSD 500GB、CPUクーラーが空冷クーラーです。
現時点においてLightning-G AV7RBは、RX 9060XT 16GBとRyzen 7 7700の組み合わせで、最安値(メモリ32GB、ストレージ1TBの場合も、最安値)と言えるでしょう。
Lightning-G AV7RBの可能なプレイ環境
Lightning-G AV7RBは、フルHD環境下でのゲームプレイが可能です。
- Monster Hunter Wilds : フルHD 平均120fps – WQHD 平均100fps (ウルトラ画質、レイトレーシング高、フレーム生成)
- VALORANT : フルHD 平均450fps (最高画質)
- Apex Legends : フルHD 平均270fps (最高画質) – 平均300fps (競技(低)画質)
- FORTNITE : フルHD 平均370fps (競技画質(パフォーマンスモード))
※ゲームのバージョンやシステム構成、戦闘状況やオブジェクト数によってフレームレートは変わります。
RX 9060XT 16GBとRyzen 7 7700の組み合わせは、ビジネス用途には勿論、低~中負荷のクリエイティブ用途にも対応可能です。
ただし、グラボにRadeonを選ぶ方は、自分が使いたいクリエイティブソフトが、Radeonに最適化されているか、事前に確認して下さい。
というのも、クリエイティブソフトの世界では、NVIDIAの「CUDA」という技術が「共通言語」のように広く使われてきました。
そのため、ソフトによっては「CUDAじゃないと話が通じない(=動かない)」、あるいは「CUDAの方がスムーズに話せる(=速く動作する)」といった可能性があります。
Lightning-G AV7RBのカスタマイズ(パーツ)解説
各カスタマイズ(パーツ)について解説をしていきます。またキーボードなど、ゲーミングPCの付属品として買うのに、不要な製品は解説せずに飛ばしていきます。
キーボードなどの周辺機器は、評価の高い製品を、別途Amazonなどで購入するのがおすすめです。解説がない項目は、標準または無しで構いません。
OS
OSは、Windows 11 Homeが搭載されています。一般的なインターネット・動画・Office用途中心の方、ゲーム用途のみの方は、Homeで十分です。Pro版は、特にリモートワーク・IT系業務をする方、セキュリティ目的がある方におすすめになります。
CPUファン(クーラー)
CPUクーラーはCPUは勿論、PCとしての寿命を長持ちさせるために、排熱を冷却する役割を持つパーツです。Lightning-G AV7RBでは、空冷CPUクーラーが採用されています。
空冷CPUクーラーは、発熱が少ないミドルクラス~ハイクラスのCPUに、搭載されるのが多いCPUクーラーです。冷却性能では、水冷CPUクーラーに劣りますが、価格は安いです。静音性は主にファンの大きさと回転数で決まります。
また各CPUクーラーごとの設計によって、冷却性能や静音性も変化するため、細かな性能差も突き詰めたい方は製品情報の確認をおすすめします。
Ryzen 7 7700に対しては、120mm空冷CPUクーラーで十分なので、標準的な構成と言えるでしょう。カスタマイズの検討は、気になっているCPUクーラーがある方のみで問題ありません。
CPU
結論、Ryzen 7 7700は、以下の条件の方に、おすすめのCPUです。
- ミドル〜ハイエンドクラスのグラボと、バランス良く組み合わせたい方
- ゲームがメインで、本格的な動画編集や配信といったクリエイティブ作業も高いレベルで行いたい方
- 数年後にはCPUを交換して、PCをアップグレードする可能性を考慮している方
Ryzen 7 7700は、8コア16スレッドであり、ゲーミング性能では、高いシングルコア性能を持つため、フレームレートの向上に大きく貢献します。
クリエイティブ性能では、コア数が多いため、ビジネス用途は勿論、4K動画編集やゲーム配信といった高負荷のクリエイティブ用途にも、非常に高いパフォーマンスを発揮します。
ですが、さらに専門的なCGレンダリングや、複数の高負荷作業を同時に行うプロフェッショナルな方は、よりコア数の多いCPU(Ryzen 9シリーズなど)を検討するのが良いでしょう。
またRyzen 7 7700は、最新のAM5マザーボードに対応しているので、将来的なCPUアップグレードも可能です。
CPUグリス
CPUグリスは、CPUクーラーと同様、CPUの寿命を長持ちさせるために、排熱を冷却する役割を持つパーツです。
カスタマイズの優先度は他パーツよりも劣りますが、CPUクーラーの冷却を、CPUに伝える役割を持つので、ある程度の品質は欲しい所です。予算に余裕があるならば、ナノダイヤモンドグリスへのカスタマイズをおすすめします。
グラフィック機能(グラフィックボード)
グラフィックは、RX 9060XT 16GBが搭載されています。グラフィック(GPU)の役割は、映像をモニターに映す役割です。つまり、ゲーミングPCにおいて1番重要なパーツと言えます。
結論、RX 9060XT 16GBは、以下の条件の方に、おすすめのグラボです。
- CUDAコアに最適化された用途は行わない
- フルHD環境で最新ゲームを最高設定で楽しみたい
- WQHD環境でゲームを楽しみたい
- 基本性能のコストパフォーマンスを重視する
RX 9060XT 16GBは、RX 9000シリーズにおけるミドルモデルである、グラフィックボードです。2025年6月に発売が開始されています。
基本性能における競合には、RTX 5060Ti 16GBがあります。RX 9060XT 16GBは同等、やや上の基本性能です。価格面でも優位であり、コストパフォーマンスに優れたグラボと言えます。
レイトレーシング性能は、表現力・fps共に劣りますが、RX 9000シリーズでは、RX 7000シリーズに比べ、かなり向上しています。
VRAM容量においては、16GBのため、最新ゲームの最高設定やレイトレーシング、クリエイティブ用途などには強いと言えます。
ただし前述した通り、グラボにRadeonを選ぶ方は、自分が使いたいクリエイティブソフトが、Radeonに最適化されているか、事前に確認して下さい。
というのも、クリエイティブソフトの世界では、NVIDIAの「CUDA」という技術が「共通言語」のように広く使われてきました。
そのため、ソフトによっては「CUDAじゃないと話が通じない(=動かない)」、あるいは「CUDAの方がスムーズに話せる(=速く動作する)」といった可能性があります。
またほぼ同等ですが、消費電力面でもRX 9060XTは優れています。電気代重視の方には、RX 9060XT 16GBがおすすめです。
電源
電源ユニットはその名の通り、各PCパーツに電力を送る装置です。Lightning-G AV7RBでは、650W 80PLUS BRONZEが構成されています。スペックに対して、非常に余裕のある容量です。
電源ユニットのBRONZEやGOLDというのは、電気効率の良さであり光熱費の削減になります。650Wの電源ユニットの時点で、消費電力に対しての余裕は十分あります。標準の650W BRONZEで、問題ありません。
メモリ
メモリは、DDR5-4800 16GBが構成されています。メモリはゲームやブラウザを使っている時、一時的に情報を保存する場所です。人間でいう短期記憶ですね。
メモリ32GBがおすすめの方、16GBがおすすめの方は、以下の条件の方になります。
- 32GBがおすすめの方
- ARK: Survival Ascendedや、タルコフなどの重量級ゲームを含め、多くのPCゲームに対応したい方
- 配信や動画編集など、クリエイティブ作業をする方
- ゲーム中もブラウザで多くのタブを開きたい方
- 足りなくて困る可能性があるなら、搭載しておきたいと考える方
- 16GBがおすすめの方
- APEXやVALORANTなどのFPSゲーム、MMORPGゲームなど、軽~中量級ゲームしかプレイしない方
- PC価格を抑えたいと考える方
また、DDR5規格のメモリを採用しています。DDR4規格に比べ、より高速なデータ転送が可能など、品質の良いメモリです。
SSD(ストレージ)
ストレージは、SSD 500GBが構成されています。ストレージは、ゲームや動画を保存しとく場所ですね。ゲームをインストールする時に、何GBと表示されるゲームの容量を保存する場所が、500GBということです。
販売価格を抑えるために、SSD 500GBが採用されています。ですが最近は容量が大きいゲームが多いので、500GBだとすぐに容量が埋まってしまうでしょう。
1TBあれば、多くのゲームをインストール出来るので、おすすめです。極力ゲームのアンインストールをしたくない方は、2TBへのカスタマイズをおすすめします。
また標準構成の500GBにも、より高速なGen4(PCIe 4.0×4)のSSDを採用しており、品質が良いSSDです。
ハードディスク
ハードディスク(HDD)は、動画などのデータ保存に最適です。ですが、ゲーミングPCに内蔵すると消費電力が増えて、電源容量の追加も考えないといけません。
そもそもファイルを多く保存しない方は無しで良いですし、こだわりがないなら、Amazonで外付けHDDを別途買い足すのが良いでしょう。
無線LAN
無線LANは、Wi-fiのことです。またBluetoothを使えるようにもなります。ゲーミングPCユーザーは、家のWi-fiの有線接続をするのが主流なので、無しでも問題ありません。
ただしゲーミングPCを無線で使いたい場面がある方、Bluetoothを使いたい方は、選択するのをおすすめします。有線でしかゲーミングPCを使わない方は、標準構成にしましょう。
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