
Stable Diffusion用のPCを選ぶなら、最も重要なのはGPU(グラボ)とVRAM容量です。最低限使うならVRAM 8GB以上、SDXLやLoRA、ControlNet、高解像度生成まで快適に使いたいならVRAM 12GB以上、長く使うならVRAM 16GB以上のGPUを搭載したPCを選ぶのがおすすめです。
スペックが不足しているPCでもStable Diffusionを起動できる場合はありますが、生成速度が遅い、エラーが発生する、拡張機能を使いにくいなどの不満が出やすくなります。特にPCを購入する場合は、CPUやメモリだけでなく、GPU性能とVRAM容量を重視して選ぶことが大切です。
本記事では、Stable Diffusionに必要なPCスペックを、最低ライン・推奨ライン・快適ラインに分けて解説します。さらに、Stable Diffusion用PCで後悔しない選び方や、予算別におすすめのPC構成も紹介します。
なお、当ブログでは、1,300記事を超えるPCモデル紹介や、1年半を超えるローカル画像生成AIの運用をしています。これらの知見を基に、Stable Diffusionを快適に使うためのPCスペックを分かりやすくご説明します。
- Stable Diffusionに必要なPCスペック【結論】
- Stable Diffusion用PCで最も重要なのはGPUとVRAM
- Stable Diffusionに必要なGPU・VRAM容量の目安
- Stable Diffusionに必要なCPU・メモリ・ストレージの目安
- 用途別|Stable DiffusionにおすすめのPCスペック
- Stable Diffusion用PCで失敗しやすいポイント
- Stable Diffusion用PCはBTOゲーミングPCで問題ない?
- Stable DiffusionにおすすめのPCモデル
- 予算別|Stable Diffusion用PCのおすすめスペック
- Stable Diffusion用PCに関するよくある質問
- まとめ|Stable Diffusion用PCはGPUとVRAMを重視して選ぼう
Stable Diffusionに必要なPCスペック【結論】
Stable Diffusionに必要なPCスペックは、どのモデルを使うか、どの解像度で画像生成するか、LoRAやControlNetなどの追加機能を使うかによって変わります。
最初に結論をまとめると、Stable Diffusion用PCでは以下のスペックを目安にすると選びやすくなります。
| 用途 | GPU | VRAM | メモリ | ストレージ |
|---|---|---|---|---|
| 最低限使う | RTX 5060 8GB | 8GB以上 | 16GB以上 | SSD 512GB以上 |
| 快適に使う | RTX 5060 Ti 16GB / RTX 5070 12GB / RTX 5070 Ti 16GB | 12GB以上 | 32GB | SSD 1TB以上 |
| 長く使う | RTX 5070 Ti 16GB / RTX 5080 16GB / RTX 5090 32GB | 16GB以上 | 32GB〜64GB | SSD 1TB〜2TB以上 |
Stable Diffusionをローカル環境で実行する場合、グラボなしPCや内蔵GPUのみのPCはおすすめしにくいです。画像生成AIはGPU負荷が大きく、VRAM容量も必要になるため、NVIDIA GeForce RTXシリーズを搭載したデスクトップPCを中心に選ぶと失敗しにくくなります。
OSはWindowsを基本に考えると導入しやすくなります。macOS搭載のMacBookやMac miniでも動作する方法はありますが、環境構築の情報量や対応ソフトの多さでは、Windows+NVIDIA GPUの組み合わせが有利です。
最低限必要なスペック
Stable Diffusionをローカルで試すなら、RTX 5060以上、VRAM 8GB以上、メモリ16GB以上、SSD 512GB以上を最低ラインとして考えましょう。
VRAM 8GBクラスでも、SD1.5系のモデルを使った標準的な画像生成であれば始められます。AUTOMATIC1111やForgeなどのWeb UIを使って、512×512前後の画像を生成する程度なら入門用途として候補になります。
最低限必要なスペックは、あくまで「とりあえず動かす」ための目安です。SDXL、FLUX、SD3系、ControlNet、高解像度化、アップスケール、複数LoRAの利用まで考えると、VRAM 8GBでは余裕が少なくなります。
予算を抑えたいユーザーはRTX 5060搭載PCを候補にできますが、長く使う前提ならRTX 5060 Ti 16GB以上を検討した方が安心です。
快適に使うための推奨スペック
Stable Diffusionを快適に使うなら、RTX 5060 Ti 16GB、RTX 5070、RTX 5070 Ti 16GBクラスのGPUを搭載したPCがおすすめです。
Stable DiffusionではGPU性能だけでなく、VRAM容量が非常に重要です。可能ならVRAM 12GB以上、できればVRAM 16GBのGPUを選ぶと、SDXLやLoRA、ControlNetなども扱いやすくなります。
メモリは32GBを目安にしましょう。Web UI、ブラウザ、画像編集ソフト、フォルダ管理ソフトを同時に開く場面が多いため、16GBでは作業中に重くなる可能性があります。
ストレージはSSD 1TB以上がおすすめです。Stable Diffusionではチェックポイント、VAE、LoRA、ControlNet用モデル、生成画像、アップスケール後の画像などで容量を使います。複数のモデルを試すなら、512GBでは不足しやすくなります。
長く使うなら選びたいスペック
長期利用や高解像度生成まで考えるなら、RTX 5070 Ti 16GB、RTX 5080 16GB、RTX 5090 32GB搭載PCを候補にしましょう。
特にRTX 5090 32GBは、大容量VRAMを搭載する上位GPUです。高解像度画像の連続生成、LoRA学習、複数拡張機能の同時利用、本格制作、商用利用まで視野に入れる人に向いています。
一方で、一般的なAIイラスト作成やSDXL中心の画像生成であれば、RTX 5070 Ti 16GBクラスでも十分に使いやすいです。予算と用途を考えながら、必要以上に高額なPCを選ばない判断も大切です。
Stable Diffusion用PCでは、安さだけで選ぶとVRAM不足で後悔しやすくなります。長く使いたいなら、GPU、VRAM、メモリ、SSDに余裕を持たせる選び方がおすすめです。
Stable Diffusion用PCで最も重要なのはGPUとVRAM

Stable Diffusion用PCを選ぶ際は、CPUよりもGPUとVRAMを重視しましょう。もちろんCPU、メモリ、ストレージも必要ですが、画像生成速度やエラーの出にくさはGPUとVRAMに大きく左右されます。
特にローカル環境では、PC本体で画像生成AIを動かします。クラウドやWebサービスと違い、自分のPCスペックがそのまま快適性に影響します。
GPU性能が画像生成速度に影響する
Stable Diffusionでは、画像生成処理を主にGPUが担当します。GPU性能が高いほど、1枚あたりの生成時間を短縮しやすくなります。
たとえば同じプロンプト、同じステップ数、同じ解像度で生成した場合でも、低性能GPUと高性能GPUでは待ち時間に差が出ます。何十枚、何百枚と画像を生成する人ほど、GPU性能の差を体感しやすいです。
CPUやメモリも重要ですが、画像生成の快適性はまずGPUで決まります。デスクトップPCを選ぶなら、RTX 5060以上を最低ラインにし、快適性を重視するならRTX 5070 Ti以上を候補にするとよいでしょう。
ゲーム用のゲーミングPCは高性能GPUを搭載しているモデルが多いため、Stable Diffusion用PCとしても相性が良いです。
VRAM不足だとエラーや生成速度低下が起きやすい
VRAMはGPUに搭載されている専用メモリです。Stable Diffusionでは、モデルデータや生成中の画像処理にVRAMを使います。
VRAMが不足すると、画像生成が遅くなる、解像度を上げられない、エラーが出る、LoRAやControlNetを使いにくい、アップスケールが安定しないといった問題が起こりやすくなります。
特にSDXLやFLUXなど、負荷が高いモデルを扱う場合はVRAM容量が重要です。VRAM 8GBでも動かせる場面はありますが、快適性を重視するならVRAM 12GB以上、安心して使いたいならVRAM 16GB以上を目安にしましょう。
Stable Diffusion用PCでは、GPU名だけでなくVRAM容量も必ず確認してください。同じGPUシリーズでも、VRAM容量が異なる製品があります。
NVIDIA GeForce RTXシリーズがおすすめな理由
Stable Diffusion用PCでは、NVIDIA GeForce RTXシリーズを選ぶのが無難です。Stable Diffusion関連のツール、Web UI、解説記事、トラブルシューティングはNVIDIA GPUを前提にしている情報が多いからです。
NVIDIA GPUはCUDAに対応しており、画像生成AIや機械学習系のソフトウェアと相性が良い傾向があります。AUTOMATIC1111、ComfyUI、Forgeなどの環境構築でも、NVIDIA GPU搭載PCの方が情報を探しやすいです。
AMD RadeonやMacでもStable Diffusionを使う方法はありますが、初心者がローカル環境を作るなら、Windows+NVIDIA GeForce RTX搭載PCが扱いやすいです。
現行デスクトップPCを選ぶなら、RTX 50シリーズ搭載モデルを中心に比較するとよいでしょう。RTX 5060、RTX 5060 Ti 16GB、RTX 5070、RTX 5070 Ti 16GB、RTX 5080 16GB、RTX 5090 32GBなどが候補になります。
Stable Diffusionに必要なGPU・VRAM容量の目安
Stable Diffusion用PCでは、VRAM容量によってできることが変わります。GPU性能が高くても、VRAM容量が少ないとSDXLや高解像度生成で不満が出やすくなります。
ここでは、VRAM容量別にできることの目安を紹介します。
| VRAM容量 | 目安 | 向いている用途 |
|---|---|---|
| 8GB | 最低ライン | SD1.5中心、入門、標準解像度の画像生成 |
| 12GB | 現実的ライン | SDXL、LoRA、軽めのControlNet |
| 16GB以上 | 推奨ライン | SDXL、ControlNet、高解像度生成、アップスケール |
| 24GB以上 | 本格用途 | LoRA学習、大量生成、商用制作、複数拡張 |
VRAM 8GBでできること
VRAM 8GBは、Stable Diffusionを始めるための最低ラインです。SD1.5系を標準解像度で試す程度なら候補になります。
入門用途では、RTX 5060搭載PCを選ぶことで、予算を抑えながらStable Diffusionを始められます。AIイラスト制作を軽く試したい人や、まずローカル画像生成AIに触れてみたい人には候補になります。
SDXLや高解像度生成、複数の拡張機能を使うとVRAM 8GBでは余裕が少なくなります。将来的にControlNetやLoRAを使いたい場合は、最初からVRAM 12GB以上、できれば16GB以上を選ぶ方が安心です。
VRAM 12GBでできること
VRAM 12GBは、Stable Diffusionをある程度快適に使いたい人の現実的なラインです。SDXLやLoRAを使う場合でも、設定を調整すれば扱いやすくなります。
RTX 5070 12GBなどは、GPU性能と価格のバランスを取りやすい候補です。SD1.5だけでなく、SDXLも使ってみたい人に向いています。
一方で、ControlNetや高解像度化を多用する場合は、12GBでも余裕が少なくなる可能性があります。複数のLoRAを同時に使ったり、アップスケールを頻繁に行ったりするなら、VRAM 16GBクラスも検討しましょう。
VRAM 16GB以上でできること
VRAM 16GB以上あれば、SDXL、LoRA、ControlNet、高解像度生成を扱いやすくなります。Stable Diffusion用PCとしては、現在もっともバランスが良いラインです。
RTX 5060 Ti 16GBやRTX 5070 Ti 16GBは、Stable Diffusion用PCとして候補にしやすいGPUです。RTX 5060 Tiには8GB版と16GB版があるため、画像生成用途では16GB版を優先しましょう。
VRAM 16GBがあれば、SDXLを使った1024×1024前後の画像生成、LoRAの利用、ControlNetの活用、アップスケールなどをより快適に行えます。長く使う前提なら、VRAM 16GBをひとつの基準にすると選びやすいです。
VRAM 24GB以上が必要になるケース
VRAM 24GB以上が必要になるのは、LoRA学習、大量生成、本格制作、高解像度画像の連続生成、複数拡張機能の同時利用などです。
たとえば、仕事でAI画像を大量に生成する人、商用利用を前提に制作する人、LoRA学習やDreamBoothのような学習系の作業をする人は、大容量VRAMの恩恵を受けやすくなります。
RTX 5090 32GBは、本格用途向けの上位候補です。価格は高くなりますが、VRAM容量に余裕があるため、Stable Diffusionを長期間使いたい人や、画像生成AIを制作活動に活かしたい人に向いています。
Stable Diffusionに必要なCPU・メモリ・ストレージの目安
Stable DiffusionではGPUとVRAMが最重要ですが、CPU、メモリ、ストレージも軽視できません。
GPUだけ高性能でも、メモリやSSD容量が不足していると、作業中にPCが重くなったり、モデルデータを保存できなくなったりします。
CPUはCore i5 / Ryzen 5以上でも使える
Stable DiffusionではGPUの重要度が高いため、CPUはCore i5 / Ryzen 5以上でも使えます。画像生成だけを目的にするなら、CPUを最上位クラスにする必要はありません。
Intel CPUならCore i5やCore i7、Core Ultraシリーズが候補になります。AMD CPUならRyzen 5やRyzen 7を選ぶと、画像生成以外の作業にも対応しやすくなります。
動画編集、配信、ゲーム、画像編集、ブラウザ作業を同時に行うなら、Core i7 / Ryzen 7以上を選ぶと安心です。BTOゲーミングPCでは、RTX 50シリーズ搭載モデルにCore i7やRyzen 7が組み合わされている構成も多くあります。
Stable Diffusion用PCを選ぶ際は、CPUだけを見て判断しないようにしましょう。Core i7搭載でも、グラボなしPCやVRAM容量が少ないPCでは、画像生成AI用途に向きません。
メモリは16GB以上、できれば32GBがおすすめ
メモリは最低16GB、快適に使うなら32GBがおすすめです。Web UI、ブラウザ、画像編集ソフト、フォルダ管理ソフトを同時に開くことが多いため、16GBでは余裕が少なくなる場合があります。
Stable Diffusionでは、生成作業そのものはGPUとVRAMが中心ですが、PC全体の快適性にはメモリ容量も関係します。ComfyUIで複雑なワークフローを組む場合や、ControlNetを使う場合はメモリにも余裕がほしいところです。
メインメモリが少ないPCでは、画面の切り替えやファイル保存の動作が重くなる場合があります。これからStable Diffusion用PCを購入するなら、最初から32GBメモリを搭載したモデルを選ぶか、BTOのカスタマイズで32GBに増設しておきましょう。
本格制作や複数ソフトの同時利用をするなら、64GBも候補になります。ノートパソコンではメモリ増設が難しい製品もあるため、購入時点で容量を確認してください。
ストレージはSSD 512GB以上、できれば1TB以上
Stable Diffusionでは、モデルデータ、LoRA、VAE、ControlNet用モデル、拡張機能、生成画像、アップスケール後の画像などでストレージ容量を使います。
最低でもSSD 512GB、できればSSD 1TB以上を選びましょう。複数モデルを保存する場合や、生成画像を大量に残す場合は、512GBではすぐに容量不足になる可能性があります。
SSDはHDDより読み書きが速く、モデルの読み込みやPC全体の動作にも影響します。Stable Diffusion用PCでは、OS用とデータ保存用を分ける構成も便利です。余裕があるなら、1TB SSD+追加SSDや外付けストレージも検討してください。
HDDは大容量データの保管には使えますが、モデルの読み込みや作業用ストレージにはSSDの方が向いています。2TB以上の保存容量が必要な人は、SSDとHDDを組み合わせる選択肢もあります。
用途別|Stable DiffusionにおすすめのPCスペック
Stable Diffusionに必要なPCスペックは、用途によって変わります。SD1.5を軽く使うだけの人と、SDXLやLoRA学習まで行う人では、選ぶべきPC構成が異なります。
ここでは、用途別におすすめのPCスペックを紹介します。
SD1.5を使う場合のPCスペック
SD1.5中心なら、RTX 5060などのVRAM 8GBクラスでも始められます。標準的な解像度で画像生成を試す程度であれば、入門用PCとして候補になります。
AUTOMATIC1111やForgeを使って、軽めのモデルでAIイラストを生成するなら、最初の1台として十分使える場面があります。予算を抑えたい人にも選びやすい構成です。
将来的にSDXLやControlNetを使う可能性があるなら、RTX 5060 Ti 16GB以上を選ぶ方が安心です。Stable Diffusionは使い続けるほど、LoRA、アップスケール、高解像度化などを試したくなるケースが多いため、最初からVRAM容量に余裕を持たせる価値があります。
SDXLを使う場合のPCスペック
SDXLを使うなら、VRAM 12GB以上を目安にしましょう。快適性を重視するなら、RTX 5060 Ti 16GBやRTX 5070 Ti 16GB、メモリ32GB、SSD 1TBの構成がおすすめです。
SDXLはSD1.5よりも高解像度で高画質な画像を生成しやすい一方、PCへの負荷も大きくなります。VRAM容量が少ないPCでは、生成速度が遅くなったり、エラーが出たりする可能性があります。
SDXLをメインに使う予定なら、VRAM 16GBクラスを選ぶと安心です。RTX 5060 Ti 16GBはVRAM容量を確保しやすく、RTX 5070 Ti 16GBはGPU性能とVRAM容量のバランスを取りやすい候補になります。
LoRAやControlNetを使う場合のPCスペック
LoRAやControlNetは、通常の画像生成よりVRAMを使いやすい機能です。最低12GB、できれば16GB以上のVRAMを搭載したGPUを選びましょう。
LoRAはキャラクター、画風、衣装、構図などを反映しやすくする追加モデルです。ControlNetはポーズ、線画、深度情報などを使って画像生成を制御できます。どちらもStable Diffusionの自由度を高める機能ですが、PCスペックに余裕がないと扱いにくくなります。
RTX 5060 Ti 16GBやRTX 5070 Ti 16GB搭載PCなら、価格とVRAM容量のバランスを取りやすく、LoRAやControlNetを使いたい人にも候補になります。
CLIPを使ったテキスト理解やプロンプト入力の精度は、モデルや設定によって印象が変わります。プロンプトを細かく指定して狙ったイメージを出力したい人ほど、安定した環境が重要です。
高解像度化・アップスケールを使う場合のPCスペック
高解像度化やアップスケールでは、GPU性能とVRAM容量の両方が重要になります。低スペックPCでも設定を落とせば使える場合はありますが、生成時間が長くなったり、エラーが出たりする可能性があります。
画像を1024×1024以上で生成したい人、Hires.fixを使いたい人、アップスケーラーで画像を大きくしたい人は、VRAM 16GB以上を目安にしましょう。
快適に使うならRTX 5070 Ti 16GB以上、予算に余裕があればRTX 5080 16GBやRTX 5090 32GBも候補になります。商用イラスト、素材制作、ブログ用画像、SNS投稿用画像を大量に作る人は、生成速度の速さも作業効率に直結します。
LoRA学習や本格制作をする場合のPCスペック
LoRA学習や仕事レベルの制作では、VRAM 16GB以上、できればRTX 5090 32GBのような大容量VRAM搭載GPUが候補になります。
単に画像を生成するだけでなく、自分専用のLoRAを作成したり、複数モデルを使い分けたり、大量に画像を生成したりする場合は、PCへの負荷が大きくなります。メモリ64GBや大容量SSDも検討すると安心です。
本格制作では、生成速度だけでなく安定性も重要です。途中でエラーが出たり、VRAM不足で設定を妥協したりすると、作業効率が下がります。副業や商用利用まで見据えるなら、最初から高めのスペックを選ぶ価値があります。
Stable Diffusion用PCで失敗しやすいポイント
Stable Diffusion用PCを選ぶ際は、一般的なゲーミングPC選びとは少し違う視点が必要です。ゲーム性能だけを見て選ぶと、画像生成AIでは不満が出る場合があります。
ここでは、Stable Diffusion用PCで失敗しやすいポイントを紹介します。
VRAM 8GB以下のGPUを選んで後悔する
価格だけでVRAM 8GB以下のGPUを選ぶと、SDXLや拡張機能で不満が出やすくなります。入門なら使えますが、長く使うなら12GB以上、できれば16GB以上を選ぶべきです。
特にRTX 5060 Tiには8GB版と16GB版があるため、Stable Diffusion用途ではVRAM容量の確認が重要です。GPU名だけを見て選ぶと、あとから「16GB版にしておけばよかった」と感じる可能性があります。
Stable Diffusionは、使い始めるとLoRA、ControlNet、SDXL、高解像度化などを試す人が多いです。将来的な拡張性まで考えるなら、VRAM容量には余裕を持たせましょう。
CPUだけ高性能でGPUが弱いPCを選ぶ
Core i7搭載でも、グラボ非搭載や低VRAMではStable Diffusion用途に向きません。PC選びではCPU名だけでなく、GPU名とVRAM容量を必ず確認してください。
家電量販店や通販サイトでは、「Core i7搭載」「高性能PC」と書かれていても、グラボが搭載されていないPCがあります。画像生成AIに必要なのは、CPU性能だけではありません。
Celeron搭載PCや内蔵GPUのみのパソコンは、文書作成やWeb閲覧には使えても、Stable Diffusionのローカル実行には向きません。グラフィック性能やグラフィックス機能も確認しましょう。
Stable Diffusion用PCでは、NVIDIA GeForce RTXシリーズを搭載しているか、VRAM容量が何GBあるか、メモリやSSDに余裕があるかを確認してください。
メモリやSSD容量が足りなくなる
GPUだけでなく、メモリとSSDも不足しやすいです。モデルや生成画像が増えるため、メモリ32GB、SSD 1TB以上を目安にすると長く使いやすくなります。
Stable Diffusionでは、モデルデータを複数保存するだけでも容量を使います。LoRA、VAE、ControlNet用モデル、拡張機能、生成画像を保存していくと、ストレージ容量は想像以上に減ります。
メモリ16GBでも使えますが、ブラウザや画像編集ソフトを同時に開くと重くなる場合があります。BTO PCを購入するなら、メモリ32GBとSSD 1TBへのカスタマイズを優先しましょう。
ノートPCを性能だけで選ぶ
ノートPCでもStable Diffusionは使えますが、冷却性能、消費電力制限、VRAM容量、拡張性でデスクトップより不利になりやすいです。持ち運び不要ならデスクトップPCが無難です。
ノート向けGPUは、同じRTXシリーズでもデスクトップ向けGPUと性能が異なる場合があります。発熱対策のために性能が制限されることもあります。
ゲーミングノートPCは、モニター、ディスプレイ、スピーカー、キーボードが一体化しているメリットがあります。一方で、ファンの音、排熱、消費電力、バッテリー駆動時間には注意が必要です。
持ち運びを重視する人にはゲーミングノートPCも選択肢になりますが、同じ予算で快適性を重視するならデスクトップPCの方がコスパよく選びやすいです。
Stable Diffusion用PCはBTOゲーミングPCで問題ない?
Stable Diffusion用PCは、BTOゲーミングPCで問題ありません。むしろ、初心者がローカル画像生成AI用のPCを選ぶなら、BTOゲーミングPCは有力な選択肢です。
BTOならGPU、CPU、メモリ、SSD、電源、冷却性能を用途に合わせて選びやすく、完成品として届くため自作PCより始めやすいです。
BTOゲーミングPCがStable Diffusionに向いている理由
BTOゲーミングPCは高性能GPUを搭載したモデルが多く、Stable Diffusionに必要なGPU性能とVRAMを確保しやすいです。
RTX 5060 Ti 16GB、RTX 5070、RTX 5070 Ti、RTX 5080、RTX 5090搭載モデルは、Stable Diffusion用PCとしても候補になります。ゲーミングPCは冷却性能や電源容量にも配慮されているモデルが多く、長時間の画像生成にも向いています。
BTOメーカーではメモリやSSDを購入時にカスタマイズできます。Stable Diffusion用途では、メモリ32GB、SSD 1TB以上にしておくと扱いやすくなります。
クリエイターPCや自作PCとの違い
クリエイターPCはメモリやストレージが充実しやすく、動画編集、3D、3DCG、写真編集なども行う人に向いています。一方、ゲーミングPCはGPU性能のコスパが高いモデルを見つけやすい傾向があります。
自作PCは自由度が高いですが、パーツ選定、組み立て、初期不良対応、ドライバー設定、トラブル対応が必要です。PCに詳しい人なら自作も候補になりますが、初心者にはBTOの方が扱いやすいです。
Ada世代やPro向けGPU、ワークステーション向けグラフィックボードを選択する方法もあります。ただし、一般的なStable Diffusion用途では、GeForce RTX搭載ゲーミングPCの方が費用を抑えやすくなります。
Stable Diffusion用PCを手早く用意したいなら、BTOゲーミングPCを選び、メモリとSSDを必要に応じてカスタマイズする流れがおすすめです。
購入時にカスタマイズしたいパーツ
BTOで買うなら、メモリ32GB、SSD 1TB以上へのカスタマイズを優先しましょう。
GPUは後から交換しにくい場合もあるため、最初からVRAM容量に余裕のあるモデルを選ぶことが重要です。SDXLやControlNetまで使いたいなら、RTX 5060 Ti 16GBやRTX 5070 Ti 16GB以上を候補にすると安心です。
電源容量や冷却性能も確認しておきましょう。高性能GPUを搭載したPCでは、電源やエアフローが安定性に影響します。長時間画像生成を行う人は、ケースの冷却性能やCPUクーラーにも注目してください。
電源ユニットの容量、補助電源コネクタ、ケースサイズ、ファン構成、消費電力の目安も確認すると安心です。高性能GPUを搭載する場合は、排熱や電力にも余裕が必要になります。
Stable DiffusionにおすすめのPCモデル

ここまで解説した通り、Stable Diffusion用PCではGPU性能とVRAM容量が重要です。
ここでは、Stable Diffusionをローカル環境で使いたい人向けに、用途別のおすすめPCモデルを紹介します。
まずStable Diffusionを試したい人向けのPC
まずStable Diffusionを試したい人には、RTX 5060搭載PCが候補になります。SD1.5中心なら候補になりますが、SDXLや拡張機能まで使うなら上位モデルをおすすめします。
| 項目 | 目安 |
|---|---|
| GPU | RTX 5060 |
| VRAM | 8GB以上 |
| メモリ | 16GB以上 |
| SSD | 512GB以上 |
| 向いている人 | 予算を抑えてStable Diffusionを試したい人 |
価格を抑えやすい構成ですが、長く使う場合はスペック不足を感じる可能性があります。将来的にSDXLやLoRAを使う予定があるなら、RTX 5060 Ti 16GB以上も比較しましょう。
FRGAMB550/WS0211/NTK(RTX 5060×Ryzen 7 5700X)

価格:189,800円 (税込) / グラボ:GeForce RTX 5060 / CPU:Ryzen 7 5700X / CPUクーラー:空冷CPUクーラー / メモリ:DDR4 32GB / ストレージ:SSD 1TB Gen4 NVMe対応 / 電源:600W 80PLUS PLATINUM / OS : Windows 11 Home
FRONTIER(フロンティア)のゲーミングPCモデルになります。RTX 5060とRyzen 7 5700X搭載モデルの中で、トップクラスのコスパ(メモリ32GB、ストレージ1TBの場合、最安値)を誇る一台です。
(※価格比較対象:ドスパラ、マウスコンピューター、FRONTIER、STORM 等、長年の稼働実績と強固なサポート体制を誇る国内主要BTOメーカーのみを厳選)
グラボのRTX 5060は、フルHD環境でのゲームプレイが可能です。クリエイティブ用途では、依然としてCUDAコアに最適化されたソフトウェアが主流であり、幅広く対応できます。
CPUのRyzen 7 5700Xは、8コア16スレッドCPUを、最安で搭載したい方におすすめのCPUです。フルHDやWQHD環境でのゲームプレイを、お得に構築出来ます。
メモリはDDR4 32GB、ストレージ容量はSSD 1TB Gen4と、クリエイターの方にも嬉しい容量になります。電源ユニットは600W PLATINUMと、全パーツの消費電力に対して、非常に余裕のある容量です。
FRONTIERは、コスパの良いゲーミングPCを販売している老舗メーカーとして、非常に人気なBTOメーカーになります。
【詳細記事】FRGAMB550/WS0211/NTK(FRONTIER)の評価と紹介
\まずStable Diffusionを試したい人向け/
SDXLまで快適に使いたい人向けのPC
SDXLまで快適に使いたい人には、RTX 5060 Ti 16GBやRTX 5070 Ti 16GB搭載PCを本命候補として紹介しやすいです。VRAM 16GBがあると、SDXL、LoRA、ControlNetを扱いやすくなります。
| 項目 | 目安 |
|---|---|
| GPU | RTX 5060 Ti 16GB / RTX 5070 Ti 16GB |
| VRAM | 16GB |
| メモリ | 32GB |
| SSD | 1TB以上 |
| 向いている人 | SDXLやLoRAまで使いたい人 |
Stable Diffusion用PCとして迷った場合は、VRAM 16GBクラスを中心に比較すると失敗しにくいです。ゲーム、動画編集、画像生成AIを1台で行いたい人にも向いています。
FRGHLB860K/WS0402(RTX 5070Ti×Core Ultra7 270K Plus)

価格:369,800円 (税込) / グラボ:GeForce RTX 5070Ti / CPU:Core Ultra7 270K Plus / CPUクーラー:CPS RZ620Pro TC BK / メモリ:DDR5 32GB / ストレージ:SSD 2TB Gen4 NVMe対応 / 電源:750W 80PLUS PLATINUM / OS : Windows 11 Home
FRONTIER(フロンティア)のゲーミングPCモデルになります。RTX 5070TiとCore Ultra7 270K Plusの組み合わせで、最安値+GHLシリーズの見た目が良いゲーミングPCです。
(※価格比較対象:ドスパラ、マウスコンピューター、FRONTIER、STORM 等、長年の稼働実績と強固なサポート体制を誇る国内主要BTOメーカーのみを厳選)
グラボのRTX 5070Tiは、4K環境でのゲームプレイが可能です。クリエイティブ用途では、依然としてCUDAコアに最適化されたソフトウェアが主流であり、幅広く対応できます。
CPUのCore Ultra 7 270K Plusは、強力なマルチスレッド性能により、動画編集など重いクリエイティブ処理と、高水準のゲーミング性能を完全に両立させる最適解のCPUです。
メモリはDDR5 32GB、ストレージ容量はSSD 2TB Gen4と、クリエイターの方にも非常に嬉しい容量・品質になります。電源ユニットは750W PLATINUMと、全パーツの消費電力に対して、非常に余裕のある容量です。
最大7基のファンを搭載できる冷却性と拡張性、サイドガラスパネルによる見た目の良さを持った、GHLシリーズを採用しています。
FRONTIERは、コスパの良いゲーミングPCを販売している老舗メーカーとして、非常に人気なBTOメーカーになります。
【詳細記事】FRGHLB860K/WS0402(FRONTIER)の評価と紹介
\SDXLまで快適に使いたい人向け/
長く使える高性能PCが欲しい人向けのPC
長く使える高性能PCが欲しい人には、RTX 5080 16GBやRTX 5090 32GB搭載PCが候補になります。高解像度生成、大量生成、制作活動、学習用途まで視野に入れる人向けです。
| 項目 | 目安 |
|---|---|
| GPU | RTX 5080 16GB / RTX 5090 32GB |
| VRAM | 16GB〜32GB |
| メモリ | 32GB〜64GB |
| SSD | 1TB〜2TB以上 |
| 向いている人 | 本格制作や長期利用を考える人 |
RTX 5090 32GBは高額ですが、VRAM容量に余裕があるため、LoRA学習や大量生成でも扱いやすいです。仕事や副業で画像生成AIを使う人は、上位構成も検討する価値があります。
FRGHLMB650/WS0417/NTK(RTX 5080×Ryzen 7 9800X3D)

価格:449,800円 (税込) / グラボ:GeForce RTX 5080 / CPU:Ryzen 7 9800X3D / CPUクーラー:CPS DA240 V2 ARGB BK / メモリ:DDR5 32GB / ストレージ:SSD 2TB Gen4 NVMe対応 / 電源:1000W 80PLUS PLATINUM / OS : Windows 11 Home
FRONTIER(フロンティア)のゲーミングPCモデルになります。RTX 5080とRyzen 7 9800X3Dの組み合わせで、最安値+GHLシリーズの見た目が良いゲーミングPCです。
(※価格比較対象:ドスパラ、マウスコンピューター、FRONTIER、STORM 等、長年の稼働実績と強固なサポート体制を誇る国内主要BTOメーカーのみを厳選)
グラボのRTX 5080は、4K環境でのゲームプレイが可能です。クリエイティブ用途では、依然としてCUDAコアに最適化されたソフトウェアが主流であり、幅広く対応できます。
CPUのRyzen 7 9800X3Dは、現行トップクラスのゲーミング性能を求めつつ、動画編集・配信などのクリエイティブ用途も、高いレベルで両立したい方におすすめのCPUになります。
メモリはDDR5 32GB、ストレージ容量はSSD 2TB Gen4と、クリエイターの方にも非常に嬉しい容量・品質になります。電源ユニットは1000W PLATINUMと、全パーツの消費電力に対して、非常に余裕のある容量です。
最大7基のファンを搭載できる冷却性と拡張性、サイドガラスパネルによる見た目の良さを持った、GHLシリーズを採用しています。
FRONTIERは、コスパの良いゲーミングPCを販売している老舗メーカーとして、非常に人気なBTOメーカーになります。
【詳細記事】FRGHLMB650/WS0417/NTK(FRONTIER)の評価と紹介
\本格的にStable Diffusionを使いたい人向け/
予算別|Stable Diffusion用PCのおすすめスペック
Stable Diffusion用PCは、予算によって選べるGPUやVRAM容量が変わります。
ここでは、20万円前後、25万円前後、30万円前後、35万円前後、40万円以上に分けて、おすすめスペックを紹介します。
20万円前後で選ぶ場合
20万円前後で選ぶ場合は、RTX 5060搭載PCが中心になる価格帯です。SD1.5を試すにはよいですが、長く使うなら予算を上げてRTX 5070 12GB以上を検討した方がよいです。
| 予算 | GPU | メモリ | SSD | 目安 |
|---|---|---|---|---|
| 20万円前後 | RTX 5060 | 16GB | 512GB | 入門向け |
Stable Diffusionを初めて使う人や、ローカル画像生成AIを試してみたい人には候補になります。ただし、SDXLや高解像度化まで考えるとスペック不足になりやすいため、入門用として考えましょう。
25万円前後で選ぶ場合
25万円前後なら、RTX 5070 12GB搭載PCが候補になります。RTX 5060よりも画像生成速度を重視しやすく、SD1.5やSDXLをある程度快適に使いたい人に向いています。
| 予算 | GPU | メモリ | SSD | 目安 |
|---|---|---|---|---|
| 25万円前後 | RTX 5070 | 32GB | 1TB | 速度重視 |
メモリ32GB、SSD 1TB構成を選べるモデルなら、画像生成AI以外にゲームや動画編集も扱いやすくなります。ただし、VRAM容量を重視する場合は、RTX 5060 Ti 16GB搭載PCも比較しておきましょう。
30万円前後で選ぶ場合
30万円前後なら、VRAM容量を重視してRTX 5060 Ti 16GB搭載PCを選ぶのも有力です。GPU性能だけで見るとRTX 5070 12GBも候補になりますが、Stable Diffusion用途ではVRAM 16GBを確保できる点が大きなメリットです。
| 予算 | GPU | メモリ | SSD | 目安 |
|---|---|---|---|---|
| 30万円前後 | RTX 5060 Ti 16GB | 32GB | 1TB以上 | 推奨ライン |
SDXL、LoRA、ControlNet、高解像度化まで使いたい人は、VRAM容量に余裕のある構成を選ぶと安心です。画像生成AIを重視するなら、RTX 5060 Ti 16GB搭載PCはバランスの良い選択肢になります。
35万円前後で選ぶ場合
35万円前後の予算があるなら、RTX 5070 Ti 16GB搭載PCが候補になります。GPU性能とVRAM容量のバランスがよく、SDXLやLoRA、ControlNet、高解像度生成をより快適に使いたい人に向いています。
| 予算 | GPU | メモリ | SSD | 目安 |
|---|---|---|---|---|
| 35万円前後 | RTX 5070 Ti 16GB | 32GB | 1TB以上 | 快適ライン |
画像生成AI以外に、ゲーム、動画編集、配信なども行う人におすすめしやすい価格帯です。長く使えるPCを選びたい人は、候補に入れておきましょう。
実際に購入候補を比較したい人は、RTX 5060 Ti 16GBやRTX 5070 Ti 16GB搭載モデルも紹介している、おすすめゲーミングPCの記事も参考にしてください。
40万円以上で選ぶ場合
40万円以上の予算があるなら、RTX 5080 16GBやRTX 5090 32GB搭載PCが候補になります。本格制作、LoRA学習、高解像度生成、大量生成まで行う人向けです。
| 予算 | GPU | メモリ | SSD | 目安 |
|---|---|---|---|---|
| 40万円以上 | RTX 5080 16GB / RTX 5090 32GB | 32GB〜64GB | 1TB〜2TB以上 | 本格用途 |
ただし、一般的なStable Diffusion利用であれば、RTX 5070 Ti 16GBでも十分な場合があります。用途に対して過剰スペックにならないかも確認してください。
Stable Diffusion用PCに関するよくある質問
最後に、Stable Diffusion用PCに関するよくある質問に回答します。
Stable Diffusionはグラボなしでも使える?
Stable Diffusionはグラボなしでも動く場合はありますが、生成に時間がかかり実用性は低いです。
CPUだけで画像生成すると、1枚の画像を作るだけでも長時間かかる可能性があります。ローカル環境で快適に使うなら、NVIDIA GeForce RTX搭載PCをおすすめします。
Stable DiffusionはMacでも使える?
MacでもStable Diffusionを使う方法はありますが、Windows+NVIDIA GPU環境の方が情報量や対応ツールの面で有利です。
Apple Silicon搭載のMacBookやMac miniで使う方法もありますが、AUTOMATIC1111、ComfyUI、Forgeなどの導入情報はWindows+NVIDIA環境の方が見つけやすい傾向があります。
初心者がローカル環境で始めるなら、Windows搭載のBTOゲーミングPCが導入しやすいです。
RTX 5060でもStable Diffusionは使える?
RTX 5060でもSD1.5中心ならStable Diffusionを使えます。ただしVRAM 8GBでは、SDXLや拡張機能で余裕が少ない可能性があります。
これからPCを購入するなら、予算が許す限りRTX 5060 Ti 16GB以上がおすすめです。VRAM 16GBがあると、SDXL、LoRA、ControlNetまで扱いやすくなります。
RTX 5060 Ti 16GBとRTX 5070ならどちらがいい?
Stable Diffusion用途では、VRAM容量を重視するならRTX 5060 Ti 16GB、GPU性能(画像生成速度)を重視するならRTX 5070が候補になります。
画像生成AI重視ならVRAM 16GBの方が扱いやすい場面があります。特にSDXLやControlNetを使う予定があるなら、VRAM容量に余裕があるGPUを選ぶと安心です。
予算があるなら、RTX 5070 Ti 16GBがより安心です。GPU性能とVRAM容量のバランスが良く、Stable Diffusion用PCとして長く使いやすくなります。
メモリは16GBでも足りる?
メモリ16GBでもStable Diffusionを使うことはできます。ただし、複数アプリや拡張機能を使うと重くなる可能性があります。
ブラウザ、Web UI、画像編集ソフト、ファイル管理ソフトを同時に使うなら、メモリ32GBがおすすめです。BTO PCを購入する場合は、購入時に32GBへカスタマイズしておくと安心です。
ローカル環境とWebサービスはどちらがおすすめ?
手軽に試すならWebサービス、本格的にモデル追加・LoRA・ControlNetを使うならローカル環境が向いています。
WebサービスはPCスペックを気にせず使いやすい一方で、利用料金、有料プラン、無料プラン、機能制限、モデル追加の自由度、商用利用条件などを確認する必要があります。
ローカル環境は最初にPC費用がかかりますが、自由にモデルを追加しやすく、継続的に画像生成しやすいです。長期的にStable Diffusionを使うなら、GPU性能とVRAM容量に余裕のあるPCを用意するメリットが大きいです。
Stable Diffusionの環境構築で必要なソフトは?
Stable Diffusionの環境構築では、Python、Git、Web UI関連ファイルのインストールが必要になる場合があります。
AUTOMATIC1111やComfyUIを使う場合は、手順に沿って必要ファイルをダウンロードし、指定されたフォルダに配置します。バージョンや導入方法は更新されるため、公式サイトやGoogle検索で最新情報を参照しながら進めましょう。
初心者の場合は、インストール手順がまとまっている解説記事や、BTOメーカーが用意する導入済みPCを選択する方法もあります。環境構築に不安がある人は、サポートや保証の有無も確認してください。
Stable Diffusion用PCでモニターは重要?
Stable Diffusion用PCでは、GPUやVRAMほどではありませんが、モニターやディスプレイも作業効率に影響します。
AIイラストや画像編集を行うなら、フルHD以上の画面サイズがあると作業しやすくなります。色味を確認したい人は、表示品質やグラフィック表示の傾向も見ておくと安心です。
ノートPCを選ぶ場合は、画面サイズ、発熱、ファン音、キーボード、スピーカーも含めて確認しましょう。デスクトップPCなら、PC本体とモニターを別々に選べるメリットがあります。
まとめ|Stable Diffusion用PCはGPUとVRAMを重視して選ぼう
Stable Diffusion用PCを選ぶ際は、CPUやメモリだけでなく、GPU性能とVRAM容量を重視しましょう。
最低ラインはVRAM 8GB、推奨はVRAM 12GB以上、長く使うならVRAM 16GB以上が目安です。SDXL、LoRA、ControlNet、高解像度生成、アップスケールまで使いたい人は、VRAM容量に余裕のあるPCを選ぶと後悔しにくくなります。
現行デスクトップPCなら、RTX 5060 Ti 16GB、RTX 5070 12GB、RTX 5070 Ti 16GB、RTX 5080 16GB、RTX 5090 32GBを用途・予算別に選ぶとよいでしょう。
Stable Diffusionを軽く試したいならRTX 5060クラス、本格的に使いたいならRTX 5070 Ti 16GB以上、LoRA学習や商用制作まで考えるならRTX 5090 32GB搭載PCが候補になります。
Stable Diffusion用PCは、安さだけで選ぶとVRAM不足やストレージ不足で後悔しやすくなります。GPU、VRAM、メモリ、SSD、電源、冷却性能のバランスを見ながら、自分の用途に合うPCを選びましょう。