PCモデル別ゲーミングPC

FRGKA620ASR/WS1023/NTK(FRONTIER)の評価と紹介

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FRGKA620ASR/WS1023/NTKを購入するか、悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

FRGKA620ASR/WS1023/NTKは、RX 9070XTとRyzen 7 7800X3Dの組み合わせで、最安値GHLシリーズの見た目が良い点で、優れているゲーミングPCです。

本記事では、FRGKA620ASR/WS1023/NTKと併せて、FRONTIERのおすすめPCや、コスパの良いゲーミングPCについても紹介しますので、是非参考にして下さい。

FRGKA620ASR/WS1023/NTKの構成

価格:245,980円(税込)/ グラボ:Radeon RX 9070XT / CPU:Ryzen 7 7800X3D / CPUクーラー:CPS RT400-BK / メモリ:DDR5-5600 32GB / ストレージ:SSD 1TB Gen4 NVMe対応 / 電源:750W 80PLUS PLATINUM / OS : Windows 11 Home 

FRONTIER(フロンティア)のゲーミングPCモデルになります。RX 9070XTとRyzen 7 7800X3Dの組み合わせで、最安値GHLシリーズの見た目が良いゲーミングPCです。

グラボのRX 9070XTは、4K環境でのゲームプレイが可能です。クリエイティブ用途では、対応ソフトを確認する必要がありますが、ゲーム重視の方には非常におすすめです。

Ryzen 7 7800X3Dは、現行トップクラスのゲーミング性能を求めつつ、コスパも両立したい方におすすめのCPUです。最新のRyzen 7 9800X3D搭載モデルよりも、価格が抑えられています。

メモリはDDR5-5600 32GB、ストレージ容量はSSD 1TB Gen4と、クリエイターの方にも嬉しい容量になります。電源ユニットは750W PLATINUMと、全パーツの消費電力に対して、非常に余裕のある容量です。

FRONTIERは、コスパの良いゲーミングPCを販売している老舗メーカーとして、非常に人気なBTOメーカーになります。

RX 9070XT(グラボ)とRyzen 7 7800X3D(CPU)の組み合わせ相場

RX 9070XTとRyzen 7 7800X3Dの組み合わせ相場は、現時点で約300000円です。

FRONTIERのゲーミングPCモデルを除いた最安値は、MDL.makeの約245000円となっています。ただしMDL.makeのモデルは、メモリが16GB、ストレージがSSD 500GB、CPUクーラーが強力空冷クーラーです。

現時点においてFRGKA620ASR/WS1023/NTKは、RX 9070XTとRyzen 7 7800X3Dの組み合わせで、間違いなく最安値GHLシリーズの見た目の良さを持つ、ゲーミングPCと言えるでしょう。

FRGKA620ASR/WS1023/NTKの可能なプレイ環境

FRGKA620ASR/WS1023/NTKは、4K環境下でのゲームプレイが可能です。

  • Monster Hunter Wilds : 4K 平均90fps – WQHD 平均140fps (ウルトラ画質、FSR3、フレーム生成)
  • Cyberpunk2077 : 4K 平均200fps (レイトレーシングウルトラ、FSR3、AFMF2)
  • VALORANT : 4K 平均390fps (最高画質)
  • Apex Legends : 4K 平均180fps (最高画質)

※ゲームのバージョンやシステム構成、戦闘状況やオブジェクト数によってフレームレートは変わります。

RX 9070XTとRyzen 7 7800X3Dの組み合わせは、4K動画編集のエフェクト多用など、高負荷のクリエイティブ用途にも対応可能です。

ただし、グラボにRadeonを選ぶ方は、自分が使いたいクリエイティブソフトが、Radeonに最適化されているか、事前に確認して下さい。

というのも、クリエイティブソフトの世界では、NVIDIAの「CUDA」という技術が「共通言語」のように広く使われてきました。

そのため、ソフトによっては「CUDAじゃないと話が通じない(=動かない)」、あるいは「CUDAの方がスムーズに話せる(=速く動作する)」といった可能性があります。

FRGKA620ASR/WS1023/NTKのカスタマイズ(パーツ)解説

各カスタマイズ(パーツ)について解説をしていきます。またキーボードなど、ゲーミングPCの付属品として買うのに、不要な製品は解説せずに飛ばしていきます。

キーボードなどの周辺機器は、評価の高い製品を、別途Amazonなどで購入するのがおすすめです。解説がない項目は、標準または無しで構いません。

OS

OSは、Windows 11 Homeが搭載されています。一般的なインターネット・動画・Office用途中心の方、ゲーム用途のみの方は、Homeで十分です。Pro版は、特にリモートワーク・IT系業務をする方、セキュリティ目的がある方におすすめになります。

CPU

CPUは、Ryzen 7 7800X3Dが採用されています。CPUはゲーミングPCを統制する、人間でいう脳の部分です。

Ryzen 7 7800X3Dは、現行トップクラスのゲーミング性能を求める方に、おすすめのCPUになります最新のRyzen 7 9800X3D搭載モデルよりも価格が抑えられており、コスパ面でも優秀です。

Ryzen 7 7800X3Dは、AMD独自の「3D V-Cache」構造を採用しており、フレームレートが大きく向上します。

ゲーミングPCにおいて、フルHD環境では特にCPU性能の差が顕著になります。なぜなら、4KやWQHDに比べ、フルHD解像度は、CPU処理が増えるためです。

つまり、フルHD環境でのゲームプレイが当たり前である、FPSなどのeスポーツタイトルを特にプレイする方には、非常に恩恵のあるCPUになります。

クリエイティブ用途では一部の上位モデルに劣る場面もありますが、ゲーム専用機としては現行トップクラスの性能。さらにAM5マザーボード対応のため、将来的なアップグレード性も確保されています。

Ryzen 7 7800X3Dは、長期的に快適なゲーミング環境を、高コスパで実現したいゲーマーに最適なCPUと言えるでしょう。

CPUクーラー

CPUクーラーはCPUは勿論、PCとしての寿命を長持ちさせるために、排熱を冷却する役割を持つパーツです。FRGKA620ASR/WS1023/NTKでは、空冷CPUクーラーが採用されています。

空冷CPUクーラーは、発熱が少ないミドルクラス~ハイクラスのCPUに、搭載されるのが多いCPUクーラーです。冷却性能では、水冷CPUクーラーに劣りますが、価格は安いです。静音性は主にファンの大きさと回転数で決まります。

また各CPUクーラーごとの設計によって、冷却性能や静音性も変化するため、細かな性能差も突き詰めたい方は製品情報の確認をおすすめします。

Ryzen 7 7800X3Dに対しては、空冷CPUクーラーで十分なので、標準的な構成と言えるでしょう。PC COOLER製の低価格帯CPUクーラーが採用されており、価格を抑えた構成です。

低価格帯CPUクーラーの中で、冷却性能が高く、コスパが良い点から自作PCユーザーにも人気なCPUクーラーになります。

CPUグリス

CPUグリスは、CPUクーラーと同様、CPUの寿命を長持ちさせるために、排熱を冷却する役割を持つパーツです。

カスタマイズの優先度は他パーツよりも劣りますが、CPUクーラーの冷却を、CPUに伝える役割を持つので、ある程度の品質は欲しい所です。予算に余裕があるならば、熱伝導率が12.0Wを超える、グリスへのカスタマイズをおすすめします。

メモリ

メモリは、DDR5-5600 32GBが構成されています。メモリはゲームやブラウザを使っている時、一時的に情報を保存する場所です。人間でいう短期記憶ですね。

メモリ32GBがおすすめの方、16GBがおすすめの方は、以下の条件の方になります

  • 32GBがおすすめの方
    • ARK: Survival Ascendedやタルコフなどの重量級ゲームを含め、多くのPCゲームに対応したい方
    • 配信や動画編集など、クリエイティブ作業をする方
    • ゲーム中もブラウザで多くのタブを開きたい方
    • 足りなくて困る可能性があるなら、搭載しておきたいと考える方
  • 16GBがおすすめの方
    • APEXやVALORANTなどのFPSゲーム、MMORPGゲームなど、軽~中量級ゲームしかプレイしない方
    • PC価格を抑えたいと考える方

また、DDR5規格のメモリを採用しています。DDR4規格に比べ、より高速なデータ転送が可能など、品質の良いメモリです。

NVMeSSD(ストレージ)

ストレージは、SSD 1TBが構成されています。ストレージはゲームや動画を保存しとく場所ですね。

ゲームをインストールする時に、何GBと表示されるゲームの容量を保存する場所が、1TBということです。1TBもあれば、最新の重いゲームを含めても多くのゲームをインストール出来ます。十分な容量でしょう。

極力ゲームのアンインストールをしたくない方は、合計で2TBへのカスタマイズをおすすめします。また標準構成の1TBにも、より高速なGen4(PCIe 4.0×4)のSSDを採用しており、品質が良いSSDです。

ハードディスク

ハードディスク(HDD)は、動画などのデータ保存に最適です。ですが、ゲーミングPCに内蔵すると消費電力が増えて、電源容量の追加も考えないといけません。

そもそもファイルを多く保存しない方は無しで良いですし、こだわりがないなら、Amazonで外付けHDDを別途買い足すのが良いでしょう。

グラフィックス

グラフィックは、RX 9070XTが搭載されています。グラフィック(GPU)の役割は、映像をモニターに映す役割です。つまり、ゲーミングPCにおいて1番重要なパーツと言えます。

結論、RX 9070XTは、以下の条件の方に、おすすめのグラボです。

  • CUDAコアに最適化された用途は行わない
  • WQHD環境で最新ゲームを最高設定で楽しみたい
  • 4K環境でゲームを楽しみたい
  • 基本性能のコストパフォーマンスを重視する

RX 9070XTは、RX 9000シリーズにおけるハイエンドモデルである、グラフィックボードです。2025年3月に発売が開始されています。

基本性能における競合には、RTX 5070Tiがあります。RX 9070XTは同等、やや下の基本性能です。価格面では優位であり、コストパフォーマンスに優れたグラボと言えます。

レイトレーシング性能は、表現力・fps共に劣りますが、RX 9000シリーズでは、RX 7000シリーズに比べ、かなり向上しています。

VRAM容量においては、16GBのため、最新ゲームの最高設定やレイトレーシング、クリエイティブ用途などには強いと言えます。

ただし前述した通り、グラボにRadeonを選ぶ方は、自分が使いたいクリエイティブソフトが、Radeonに最適化されているか、事前に確認して下さい。

というのも、クリエイティブソフトの世界では、NVIDIAの「CUDA」という技術が「共通言語」のように広く使われてきました。

そのため、ソフトによっては「CUDAじゃないと話が通じない(=動かない)」、あるいは「CUDAの方がスムーズに話せる(=速く動作する)」といった可能性があります。

またほぼ同等ですが、消費電力面でもRX 9070XTは劣っています。電気代重視の方には、RTX 5070Tiがおすすめです。

光学ドライブ

光学ドライブは、DVDなどの光ディスクを読み込める役割を持つパーツです。最近は光ディスクを使う機会がない方が大半ですので、無しで問題ありません。ゲーミングPCで光ディスクを使いたい方は、選択しましょう。

マザーボード

マザーボードは、各PCパーツを接続するPCの基盤になります。高価になればなるほど、見た目や拡張性、品質が良くなるパーツです。

基本的には、モデルのスペックに合ったサイズや品質のマザーボードを、BTOメーカー側が採用しています。

電源

電源ユニットはその名の通り、各PCパーツに電力を送る装置です。FRGKA620ASR/WS1023/NTKでは、750W 80PLUS PLATINUMが構成されています。スペックに対して、非常に余裕のある容量です。

電源ユニットのBRONZEやGOLDというのは、電気効率の良さであり光熱費の削減になります。750Wの電源ユニットはGOLD認証が標準的であり、PLATINUM認証は、より電気効率が良い認証です。

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