
FRGHLMB650/WS1014を購入するか、悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
FRGHLMB650/WS1014は、RTX 5070TiとRyzen 7 9800X3Dの組み合わせで、最安値+GHLシリーズの見た目が良い点で、優れているゲーミングPCです。
本記事では、FRGHLMB650/WS1014と併せて、FRONTIERのおすすめPCや、コスパの良いゲーミングPCについても紹介しますので、是非参考にして下さい。
FRGHLMB650/WS1014の構成

価格:299,800円(税込)/ グラボ:GeForce RTX 5070Ti / CPU:Ryzen 7 9800X3D / CPUクーラー:CPS RT400-BK / メモリ:DDR5-5600 32GB / ストレージ:SSD 1TB NVMe対応 / 電源:750W 80PLUS PLATINUM / OS : Windows 11 Home
FRONTIER(フロンティア)のゲーミングPCモデルになります。RTX 5070TiとRyzen 7 9800X3Dの組み合わせで、最安値+GHLシリーズの見た目が良いゲーミングPCです。
グラボのRTX 5070Tiは、4K環境でのゲームプレイが可能です。クリエイティブ用途では、依然としてCUDAコアに最適化されたソフトウェアが主流であり、幅広く対応できます。
CPUのRyzen 7 9800X3Dは、現行トップクラスのゲーミング性能を求めつつ、動画編集・配信などのクリエイティブ用途も、高いレベルで両立したい方におすすめのCPUになります。
メモリはDDR5-5600 32GB、ストレージ容量はSSD 1TBと、クリエイターの方にも嬉しい容量になります。電源ユニットは750W PLATINUMと、全パーツの消費電力に対して、非常に余裕のある容量です。
最大7基のファンを搭載できる冷却性と拡張性、サイドガラスパネルによる見た目の良さを持った、GHLシリーズを採用しています。
FRONTIERは、コスパの良いゲーミングPCを販売している老舗メーカーとして、非常に人気なBTOメーカーになります。
RTX 5070Ti(グラボ)とRyzen 7 9800X3D(CPU)の組み合わせ相場
RTX 5070TiとRyzen 7 9800X3Dの組み合わせ相場は、現時点で約350000円です。
FRONTIERのゲーミングPCモデルを除いた最安値は、MDL.makeの約305000円となっています。MDL.makeのモデルは、メモリが16GB、ストレージがSSD 500GB Gen4、CPUクーラーが強力空冷クーラーです。
現時点においてFRGHLMB650/WS1014は、RTX 5070TiとRyzen 7 9800X3Dの組み合わせで、間違いなく最安値+GHLシリーズの見た目の良さを持つ、ゲーミングPCと言えるでしょう。
FRGHLMB650/WS1014の可能なプレイ環境
FRGHLMB650/WS1014は、4K環境下でのゲームプレイが可能です。
- Monster Hunter Wilds : 4K 平均100fps – WQHD平均130fps (ウルトラ画質、レイトレーシング高、DLSSクオリティ、フレーム生成)
- Cyberpunk2077 : 4K 平均160fps – WQHD 平均230fps (レイトレーシングオーバードライブ、DLSS自動、マルチフレーム生成)
- VALORANT : 4K 平均410fps (最高画質)
- Apex Legends : 4K 平均200fps (最高画質)
※ゲームのバージョンやシステム構成、戦闘状況やオブジェクト数によってフレームレートは変わります。
RTX 5070TiとRyzen 7 9800X3Dの組み合わせは、4K動画編集のエフェクト多用など、高負荷のクリエイティブ用途にも対応可能です。
またクリエイティブ用途で、GeForceが「間違いない選択」と言われる理由は、多くのソフトウェアが業界標準のNVIDIA「CUDA」技術を基準に、開発されてきたからです。
そのためGeForceは、幅広いソフトウェアで最高のパフォーマンスを発揮できるという、プロの現場で求められる信頼性と実績において大きな強みを持っています。
また、AI関連ツールもCUDAが開発の基準であるため、AIを活用した最新機能も最速・最適に利用できます。
FRGHLMB650/WS1014のカスタマイズ(パーツ)解説
各カスタマイズ(パーツ)について解説をしていきます。またキーボードなど、ゲーミングPCの付属品として買うのに、不要な製品は解説せずに飛ばしていきます。
キーボードなどの周辺機器は、評価の高い製品を、別途Amazonなどで購入するのがおすすめです。解説がない項目は、標準または無しで構いません。
OS
OSは、Windows 11 Homeが搭載されています。一般的なインターネット・動画・Office用途中心の方、ゲーム用途のみの方は、Homeで十分です。Pro版は、特にリモートワーク・IT系業務をする方、セキュリティ目的がある方におすすめになります。
CPU
CPUは、Ryzen 7 9800X3Dが採用されています。CPUはゲーミングPCを統制する、人間でいう脳の部分です。
結論、Ryzen 7 9800X3Dは、以下の条件の方におすすめのCPUです。
- ハイクラス~ハイエンドクラスのグラボと、バランス良く組み合わせたい方
- FPSなどのeスポーツタイトルで、フルHD解像度における最高峰フレームレートを狙いたい方
- ゲーム配信や動画編集など、CPU負荷の高い作業も快適にこなしたい方
- 数年後にはCPUを交換して、PCをアップグレードする可能性を考慮している方
Ryzen 7 9800X3Dは、8コア16スレッドのCPUであり、最新のZen 5アーキテクチャと、AMD独自の「3D V-Cache」を採用しており、フレームレートが大きく向上します。
ゲーミングPCにおいて、フルHD環境では特にCPU性能の差が顕著になります。なぜなら、4KやWQHDに比べ、フルHD解像度はCPU処理が増えるためです。
つまり、フルHD環境でのゲームプレイが当たり前である、FPSなどのeスポーツタイトルを特にプレイする方には、非常に恩恵のあるCPUになります。
クリエイティブ用途では、前世代のRyzen 7 7800X3DからIPC(クロックあたりの処理性能)が大幅に向上しているため、ビジネス用途は勿論、4K動画編集やゲーム配信といった高負荷のクリエイティブ用途にも、非常に高いパフォーマンスを発揮します。
またRyzen 7 9800X3Dは、最新のAM5マザーボードに対応しているので、将来的なCPUアップグレードも可能です。
ですが、さらに専門的なCGレンダリングや、複数の高負荷作業を同時に行うプロフェッショナルな方は、よりコア数の多いCPU(Ryzen 9シリーズなど)を検討するのが良いでしょう。
CPUクーラー
CPUクーラーはCPUは勿論、PCとしての寿命を長持ちさせるために、排熱を冷却する役割を持つパーツです。FRGHLMB650/WS1014では、空冷CPUクーラーが採用されています。
空冷CPUクーラーは、発熱が少ないミドルクラス~ハイクラスのCPUに、搭載されるのが多いCPUクーラーです。冷却性能では、水冷CPUクーラーに劣りますが、価格は安いです。静音性は主にファンの大きさと回転数で決まります。
また各CPUクーラーごとの設計によって、冷却性能や静音性も変化するため、細かな性能差も突き詰めたい方は製品情報の確認をおすすめします。
Ryzen 7 9800X3Dに対しては、空冷CPUクーラーで十分なので、標準的な構成と言えるでしょう。PC COOLER製の低価格帯CPUクーラーが採用されており、価格を抑えた構成です。
低価格帯CPUクーラーの中で、冷却性能が高く、コスパが良い点から自作PCユーザーにも人気なCPUクーラーになります。
見た目をより良くしたい方は、RGBが付いているCPUクーラーの選択、水冷CPUクーラーの選択をおすすめします。
CPUグリス
CPUグリスは、CPUクーラーと同様、CPUの寿命を長持ちさせるために、排熱を冷却する役割を持つパーツです。
カスタマイズの優先度は他パーツよりも劣りますが、CPUクーラーの冷却を、CPUに伝える役割を持つので、ある程度の品質は欲しい所です。予算に余裕があるならば、熱伝導率が12.0Wを超える、グリスへのカスタマイズをおすすめします。
メモリ
メモリは、DDR5-5600 32GBが構成されています。メモリはゲームやブラウザを使っている時、一時的に情報を保存する場所です。人間でいう短期記憶ですね。
メモリ32GBがおすすめの方、16GBがおすすめの方は、以下の条件の方になります。
- 32GBがおすすめの方
- ARK: Survival Ascendedや、タルコフなどの重量級ゲームを含め、多くのPCゲームに対応したい方
- 配信や動画編集など、クリエイティブ作業をする方
- ゲーム中もブラウザで多くのタブを開きたい方
- 足りなくて困る可能性があるなら、搭載しておきたいと考える方
- 16GBがおすすめの方
- APEXやVALORANTなどのFPSゲーム、MMORPGゲームなど、軽~中量級ゲームしかプレイしない方
- PC価格を抑えたいと考える方
また、DDR5規格のメモリを採用しています。DDR4規格に比べ、より高速なデータ転送が可能など、品質の良いメモリです。
NVMeSSD(ストレージ)
ストレージは、SSD 1TBが構成されています。ストレージはゲームや動画を保存しとく場所ですね。
ゲームをインストールする時に、何GBと表示されるゲームの容量を保存する場所が、1TBということです。1TBもあれば、最新の重いゲームを含めても多くのゲームをインストール出来ます。十分な容量でしょう。
極力ゲームのアンインストールをしたくない方は、合計で2TBへのカスタマイズをおすすめします。
ハードディスク
ハードディスク(HDD)は、動画などのデータ保存に最適です。ですが、ゲーミングPCに内蔵すると消費電力が増えて、電源容量の追加も考えないといけません。
そもそもファイルを多く保存しない方は無しで良いですし、こだわりがないなら、Amazonで外付けHDDを別途買い足すのが良いでしょう。
グラフィックス
グラフィックは、RTX 5070Tiが搭載されています。グラフィック(GPU)の役割は、映像をモニターに映す役割です。つまり、ゲーミングPCにおいて1番重要なパーツと言えます。
結論、RTX 5070Tiは、以下の条件の方に、おすすめのグラボです。
- CUDAコアに最適化された用途を行いたい(クリエイティブ用途に幅広く対応したい)
- WQHD環境で最新ゲームを最高設定で楽しみたい
- 4K環境でゲームを楽しみたい
- レイトレーシング性能を重視する
RTX 5070Tiは、RTX 5000シリーズにおけるハイモデルである、グラフィックボードです。2025年2月に発売が開始されています。
基本性能における競合には、RX 9070XTがあります。RTX 5070Tiは同等、やや上の基本性能です。価格面では劣位であり、コストパフォーマンスは劣るグラボと言えます。
レイトレーシング性能は、表現力・fps共に優れています。VRAM容量においては、16GBのため、最新ゲームの最高設定やレイトレーシング、クリエイティブ用途などには強いです。
また前述した通り、クリエイティブ用途で、GeForceが「間違いない選択」と言われる理由は、多くのソフトウェアが業界標準のNVIDIA「CUDA」技術を基準に、開発されてきたからです。
そのためGeForceは、幅広いソフトウェアで最高のパフォーマンスを発揮できるという、プロの現場で求められる信頼性と実績において大きな強みを持っています。
また、AI関連ツールもCUDAが開発の基準であるため、AIを活用した最新機能も最速・最適に利用できます。
またほぼ同等ですが、消費電力面でもRTX 5070Tiは優れています。電気代重視の方には、RTX 5070Tiがおすすめです。
光学ドライブ
光学ドライブは、DVDなどの光ディスクを読み込める役割を持つパーツです。最近は光ディスクを使う機会がない方が大半ですので、無しで問題ありません。ゲーミングPCで光ディスクを使いたい方は、選択しましょう。
マザーボード
マザーボードは、各PCパーツを接続するPCの基盤になります。高価になればなるほど、見た目や拡張性、品質が良くなるパーツです。
基本的には、モデルのスペックに合ったサイズや品質のマザーボードを、BTOメーカー側が採用しています。
FRGHLMB650/WS1014では、BTOパソコンとしては珍しく、無線LAN搭載のマザーボードを採用しています。無線で使う機会がある方、Bluetooth接続を行いたい方には、非常に嬉しい点です。
電源
電源ユニットはその名の通り、各PCパーツに電力を送る装置です。FRGHLMB650/WS1014では、750W 80PLUS PLATINUMが構成されています。スペックに対して、非常に余裕のある容量です。
電源ユニットのBRONZEやGOLDというのは、電気効率の良さであり光熱費の削減になります。750Wの電源ユニットはGOLD認証が標準的であり、PLATINUM認証は、より電気効率が良い認証です。
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